第11話料理サークルと謎の先輩
僕が、他の人の精霊と、契約した事は直ぐに学園に広まった。
そのせいで、僕はまだサークルにはいって居なかったので、僕は物凄い勧誘競走が始まった。
「君がユウだね。私は精霊研究の部長していて、君をスカウトしに来たんだ。」
「ま、間に合ってますから。」
朝から寮の前に凄い人がいた。
ほとんど僕をスカウトしに来た人ばっかりだった。
「僕は、料理サークルに入るから、他のサークルには入りません。」
僕がそう言い切ると、集まっていた人達は、困惑していた。
「話は聞かせてもらった。」
すると僕の後ろから声がした。
「君、私のサークルに入りたいと、いいねぇ 気に入った。 私の調理室まで連れて行ってやる。」
「にゃっ!?」
料理サークル部長らしき人が急に、僕に抱きついて来た。
「ちょっ、ま、待って。」
「私から離れないでね? 影移動。」
急にそんな事を言われても、心の準備とか色々させてよ!!!
一瞬にして僕は誘拐された。
目の前が真っ暗になって、少し暖かい空間を移動していた。
「着いたよ。 私の調理室&料理サークルの部室です。」
誘拐先は料理サークルの部室でした。
「僕は、これからどうなるの?」
僕の後ろに抱きついている人に聞いてみた。
「ごめんごめん、つい嬉しくなって連れてきちゃった。 私の名前は、ニュクス・ヴァンピールだよ。 よろしくね。 そして私がここの部室です。」
料理の部室のニュクス・ヴァンピールさんは、小さかった。僕と同じぐらいだった。
110㎝あるかないかだった。
「おい、君、今小さいと思ったな?」
「いえ、そ、そんな事無いですよ?」
「まぁ、いい、君は、ユウで良いんだよね? 私の料理サークルに入ってくれるよね。」
「僕で良いなら入ります。」
「良かったよ、なら私の特例血チャップオムライス食べてよ!」
初めて、聞いたオムライスだな? まさか血チャップって。
「ちょっと、待ってて用意するから。」
そう言って、ニュクスさんが置いてあった冷蔵庫から見た目は普通なオムライスが出てきた。
「昨日作ったもので悪いけど、味は変わらないから、許して。」
「構いませんよ。」
「最後に血チャップをかけて完成。食べてみて。」
「い、頂きます。」
見た身は、普通のオムライスなんだけど、血チャップが気になる。
食べてみると、口の中いっぱいに血の味がした、これはやばい。
美味しいとか不味いの領域を超えている。
何これ、最初に、口の中にとてつもなく鉄の味がして、後からオムライス本来の胡椒や卵の味がする、やばいこれは、無理かな僕ダメだ。
「ニュクスさん、僕ダメみたい。」
そうして、僕は倒れた。
この先輩やばい人です。
料理サークル入ったの間違いかも。
「ユウ、だ、大丈夫なのか!? 急いで先生呼んで来る!死ぬなよ!!」
これから、僕のサークル活動どうなるんだろ?
僕の精霊がヤンデレ美少女のはずがない! 夜空 @yozora1093
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