第5話精都アルガンド2
「結構人が居るね。 ユウの村とは大違いだね。」
「僕の村は...精霊都から離れてるからね。仕方ないよ。」
「まだこの国は発展途上ですから。まだ周りの村にまでは影響がまだですね。」
「そういや、精霊騎士学園はどこなんですか?」
「精霊騎士学園まではあと少しです。」
「やっぱりユウは珍しいみたいだね。」
「やっぱりこの髪と目の色かな?」
僕も初めて見る色だった。白く長い雪みたいな白銀の髪、紅く輝くルビーのような紅い目
本当に誰が見ても綺麗と思う姿だった。
「ユウは可愛いよ。 幻想的な可愛さだよ。」
「ユウ様は、この国では珍しい色ですよね。北の国では、そのような色だと聞いた事はありますがここでは珍しいです。」
「北の国かぁ...少し見てみたいかも。」
そんな事を思っていると精霊騎士学園が見えてきた。
「凄い、精霊が沢山居る。 こんなの初めて見た...凄いよ。」
「ユウ様は精霊が見えるのですか?」
「僕は..」
僕が喋ろうとしたら門が開いた。
「お帰りなさいませ。ユリエス様そしてユウ様セラ様。」
「ようこそ精霊騎士学園へユウ様セラ様」
そこには、沢山の人と精霊が待っていた。
「よく来てくれた。 ユウとセラよ。私はこの学園の理事長をしている。ゼセル・アルガンドだ。 君達を歓迎しよう!」
ゼセル・アルガンドと名乗った男は学園理事長らしい偉い人らしい。
「よろしくお願いします。」
僕はその迫力が凄すぎてそれ以上何も言えなかった。
「ユリエスその2人の事は任せたぞ。」
「分かりました 。 理事長」
そうして僕がこれから学園での生活が始まった。
僕がこれからこの学園で大変な事に巻き込まれるのは、今の僕には到底思いつかないぐらい、僕は...この光景に驚いていた。
「ユウは可愛いから護らないとね。 悪い虫がつかないように注意しないとなぁ」
こうして僕の精霊騎士学園の生活が始まる。
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