第2話忌み子
僕は、変わってしまった。
何もかも...僕の全てが昨日の精霊の義から崩れ去った。
神父さんが村長と話をしてきた。
僕の精霊と僕の体の事
「ユウ君の存在は、この村では扱いきれない問題になっただから3日後精霊騎士の学園に護送される。 君はとても特殊な事例だからな。」
「お父さんとお母さんは?」
神父さんは悲しそうに言った。
「今の君はユウでは無いと言っていたよ。別の何かだと。」
そう…僕は捨てられたのか。
僕は何のために生まれたの?
「ユウ私が居るからだから泣かないで。
私だけは、貴方とずっと一緒だからね。」
そう言ってセラが抱きしめてきた
今はその温もりが心地よかった。
「精霊騎士の学園に護送されるまでは教会から出ない方がいい。」
「分かった。」
僕は神父さんに教えられた教会の2階の部屋に来た。
「ねぇ...セラ君は何者なの?」
「私は精霊士かしらこの世の精霊と契約して魔法を使うのよ。」
「魔法? そんな物あるの?」
「見せたわよね。 ミラーこれも魔法よ。」
また鏡みたいに反射する壁ができた。
「す、凄い。 綺麗」
「まだまだ色んなことできるわよ。」
「見たい!」
僕がお願いするとセラは喜んで色んな魔法を使った。
扉が急にノックされた
「ユウ居るの?」
リリアの声だ
「うん 居るよ」
「ユウこの村から居なくなるの?」
「うん 精霊騎士の学園に護送されるみたい。」
「ユウが居なくなると私悲しい。 また会えるよね?」
「いつかこの村に戻ってくるよ。」
「約束だよ さよならユウ」
「うん またねリリア」
話した会話は少しだけどとても悲しくて涙が止まらなかった。
「ユウ大丈夫だからね? 私は居なくならないから。」
セラはそう言って僕を抱きしめた。
僕は泣いた。 セラに甘えて泣いて疲れて眠った。
最後にセラは何か言った気がしたがよく分からなかった
「ユウ貴方は私が護ってあげる 私だけは貴方とずっと一緒に居るよ。」
そうして僕の新しい生活が幕をあげた。
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