僕の精霊がヤンデレ美少女のはずがない!

夜空

第1話精霊の義と契約

僕は思った生まれて初めて神様を恨んだ。

僕の人生は5歳で終わりを告げた。


この世界は誰もが精霊と一緒に居る生まれて5歳になると教会で神様から精霊がプレゼントされる。

その精霊の格によって人生が変わる。

精霊にも種類がある例えば......

妖精・魔獣・聖獣・龍など色々な生き物の姿をしている。

今上げたのは、この世界の最強にして特殊な精霊達だ。

本来見る事の無い架空の存在たち

その精霊を与えられたものは世界の秩序を守る精霊騎士に入ることが許される。

精霊騎士とは、精霊で悪事を働く者を裁く者だ。

誰もが憧れる役職だ。

今は色々あって精霊騎士の学園にいる。

そんな憧れる精霊騎士に学園で追いかけられている今の僕は、災難だ。

こんな事になったのも5歳の精霊の義のせいだ!


僕の生まれは......良いとは言えない、でも良い家族だった。 僕に精霊が与えられるまで。

僕の村には5歳になる子供たちと一緒精霊の義を教会でする。

僕と同い年子供は1人しかいなかった。

名前はリリア僕の幼なじみだ。

「ユウはきっと凄い精霊が現れるよ!」

ユウとは僕の名前だ。

僕は特別な精霊とかはどうでもよかった。

ただ普通にこの村で過ごせればいいと思った。

「そうかな? どんな精霊でもいいよ。」

そんな事を話していると、神父が呼びに来た。

「ユウ......私先に行くね。」

「リリアに、似合う精霊がくるといいね。」

「うん。」

そうゆってリリアが、精霊の義に向かって行った。

精霊かぁ......どんなんだろ。 お父さんは鷹で、お母さんがカナリアだったから。 僕は何なんだろ?

少ししてまた、神父が来て僕を呼んだ。

「ユウで、最後だ。」

そう言って教会の地下に、向かった。

そこには、女神様の象の前に、椅子が2つ並んでいた。

「ユウあの椅子に座ったら契約が始まるから。 儂は、扉の前にいるから。 終わったら言ってくれ。」

そうゆって、神父さんは扉を閉めた。

僕は、従って女神様の象に向かって座った、途端に急に女神様の像が光った。

「や〜っと長いこと待った甲斐があったわ。 久しぶりねユウ。」

何も無い白い空間にいた、間目の前には女神様の象に似た女性がいた。

「貴方は?」

「仕方ないわね。 覚えてなくても。 私の名前はフリージア。 貴方達が神と呼ぶ者よ。」

目の前の女性はフリージアと名乗った。

「僕に何か用なの?」

「貴方は特別なのよ。 いつかこの世界の心理にたどり着くから......またその時は、話しましょう。今は時間がないから話は、これくらいにして、貴方の記憶を戻してあげる。 またいつか会いましょ。」

そう言って、フリージアは消えた。

途端に僕の目の前が白くなり眠りに着いた。

「主、起きて!」

「ここは、教会 そうだ僕はフリージアにあったことがある。 なぜそこは思いだけないど。 僕にはわかるこの世界では無い記憶。 高い空を塞ぐ鉄の建物......この世界に無いもの。 うあぁぁ」

急に体が熱くなった。 熱い痛い怖い何が起こっているか分からない。熱さで意識が無くなっていく......数分して熱が冷めて来て意識が戻ってきた。

いつもとは違う感覚なんかおかしい。

「主、おきたの?」

「君は誰?」

「私は、貴方の精霊よ?」

「僕の? 人型なんて初めて見た。」

「何言ってんの? 私人間だよ?」

「え?」

目の前の美少女が、何言ってんのかわかんない。

「でも、私の召喚主がこんな可愛い幼女なんで付いてるわ〜」

「僕男だよ?」

「何言ってんの? 女子じゃん? はいミラー」

僕の前に鏡みたいな光る薄い四角いのが現れた。

「それを覗き込んで。」

「え? 僕が女の子になってる!?」

そこには髪が白く腰まで伸びていて赤い目をした少女がいた......これが僕? いやいやありえない......なんで男の僕が女の子に?

「え?......えぇぇ」

「騒がしいな......終わったよかね。」

扉の前で待っていた神父が入ってくる。

「これはどうゆう事だ! なぜ少女が2人いる? ユウはどこだ?」

「神父さん。 僕がユウです。」

「え? ユウ? はぁ? 何が起きたんじゃ?」

神父さんに、僕の身にあったことを言った。

「信じられん......人が、精霊として召喚されユウが女の子になったのか......理解出来ぬ。 とりあえずここを出よう。」

これから僕の人生は大変になる事は今の僕には考えても見なかった。



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