未来視る女教皇(ハイプリエステス)主要登場人物紹介

〝信念の激情〟オリヴィア・リーフ

女帝の国の将軍。自国に対する想いが強く、国に害をなす者、女帝の意にそぐわない者を許さない。剣の腕は女性としては世界最強と言われており、パネロースの前王、異世界剣士・庵野流司と合わせて「頂点の3剣士」と称される。


〝千里眼〟神塚 由理恵

異世界に転移して即刻失明したが、強く念じたものが見える千里眼を手にしていた。彼女の力を利用しゲリラ戦を繰り返す庵野を敵視する五大国からは「世界を滅ぼす邪眼」と呼ばれ、命を狙われる。しかし本人は気丈で、異世界人の仲間たちを励ます母親役として慕われている。


〝選定者〟三船 甚太

奴隷となった異世界転移者を救う「スカウト組」のメンバーで、アキバ街留置所の特務従業員。異世界人とその異能を見抜く能力を持つが、本来の力は別にある。


〝眠り花〟鎧井蓮華

転移してきた時に沼に咲く蓮の花の上にいたためか、掌から睡蓮の花を咲かせることができる。その香りを嗅いだ現世人を昏倒させる。睡眠香は、なぜか異世界人には効かない。


〝堕ちた剣士〟庵野 流司

「支配者会談」以前に異世界からやってきた男。千田木の魔法で不死の呪いをかけられている。異世界人レジスタンス軍のリーダー。200年研鑽した剣技は豪胆かつ華麗。転移してきた時の服装を好み、作業ジャンパー風のジャケットとカーゴパンツを自ら縫製して着ている。カエル並みの跳躍力を持つ。


〝破壊者〟千田木 涼平

「支配者会談」以前に異世界からやってきた、マクスウェルの摂政。語る言葉は雄弁かつ甘美、立ち居振る舞いは紳士。3ピーススーツに、ジャボは好まずネクタイを締めている。前の世界ではメガネだったが、転生後に手にした義眼によりそこだけ視力が復活したため、モノクルを使う。特殊な闇魔法の使い手。


〝不動王〟カムラ・ガリリュース

思慮深き魔導国家ガリリュースの王。5大国の中で唯一、奴隷を使った戦争に参加しておらず、戦争自体も防衛戦しか行わない。若い頃は「魔王」と呼ばれていたが、今ではその国防姿勢から「不動王」と呼ばれている。世界一の魔導師でもあり、学者でもある多才な王。

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