神様について

姫亜樹(きあき)

神様について

セピア色した機械畑を

君は走って行く

テクノロジーの発達は

君の心に貧しさを運んできた

「倖せは何処にあるの」と

君の瞳は涙であふれるけど

倖せを見えなくしているのは

君自身だよ


「神様はいない」と

君は叫ぶけど

信じる力を忘れているだけ

信じる力は誰にでもあるから

君は君自身の神様を信じればいいんだ

街角の勧誘員に

従う必要なんかないのさ

名前も必要いらないよ

神様は神様でいいんだよ


自分の神様を信じて

自分の信じた道を進んで

後悔してもかまわないから

(キリストだって後悔したのだから)

セピア色の機械畑を走り抜け

リアルな時を追いかけろ!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

神様について 姫亜樹(きあき) @Bungo-2432Da

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る