第9話
私達は裏から入って、救急の待合室がある所の受付へ行き、この二人が話しかけた。だが、受付では直ぐに解らす、結局昨日の今日だし、その日が日曜日だったのもあり?、相手は何の事かよく分からなかった。結局、明細書はまだ出来てなかったので、私達は少し待った。(受付も、余りに早く来たので驚いていた様だ。) で、やっとそれをもらい、私が機械でお金を払うと、直ぐに家に送られた。この時はブルも感じ良かった。 私は8万円近くを払わされて、しかも翌日の日曜日ににわざわざATMでお金を降ろさせられてで、何か頭に来た。何か焦って早くバンバンと事を済ませたいみたいな感じがしたから。 なので一応、一回目の相談は無料だという 刑事事件専門の弁護士事務所へ相談に行った。そして、犬が犬を噛んだ事は民事なので警察が介入できないのを知った。そして犬が人を、小松菜を噛んだ件は、刑事事件だから私が治療費を払うのは例え相手が警察の人間でもおかしくないと言われた。例え小松菜が無理強いして入って来たとしても、こじ開けて入って来た訳ではないのでやはり非は私にあると。入れてしまったのは自分だからと。だが、普通警察はこうした事件の時には相手を個人的には訴えないのが普通だから大丈夫だと言われた。だが、民事の事から、その調書の件で入って来たので、警察官も法律の専門家では無いので知らなかったからそんな事をした、と言って少し小松菜の事を馬鹿にした様に笑った。 現に私は翌日、警察署に行っていない。ブル達が来た時にその事を聞いたが、自分達はそれは分からないと言われた。勿論電話もかかって来なかった。巨漢に取られた犬の訓練用の鞭代わりののホースも、聞いたら分からないと言われた。家に送り届けられる前に警察署に一寸寄らせてくれ、と運転手の白髪メガネに言われて寄った。それで彼は何かの用で中へ入って行ったが、その時にホースがあるかどうか見て、あれば返してくれると言った。だが戻って来ると、無かったし、誰も知らないそうだ、と言った。証拠品の筈なのに、何故?!結局、それは戻っては来なかった。
私は何か頭に来た。確かに自分の犬が小松菜を咬んだのは悪いが、ああして、警官が懐中電灯を持っていないと嘘までついて入って来た。それからあの蟹や若い警官の態度! 私はこれは知らせた方が良いと思い、この警察署の署長と、神奈川県警に手紙を出して、一部始終を知らせた。 そうして、ハッキリとは覚えていないが役一週間位後だと思う。Y-警察署から電話がかかってきた。あの白髪メガネ彡からだ。今日、警察署に来てもらえないか、と。理由は、この間の治療費の事だが、間違えて多く取りすぎていたので半分返したいからと。 だが、確かに病院の明細書には8万円近くの金額が書いてあった。色々と細かく明記してあった。しかも、抜糸をする間の10日間位の間に数回通院する為に、その治療費も後から又請求するので、それは最後に又連絡します,と言われたのだが。だが、どうやらそれももう良いらしい。 とにかく、なるたけ早くに来てもらえないか、今はどうだというので、私は直ぐに出向いた。
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