【異世界ファンタジー】『回復術師とその辺の人』読了しました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888659482/episodes/1177354054888659509
著作:三月様
あらすじに、9割の人が不快になると書かれていましたが余裕で大丈夫でした。私の感性が人口1割に分布されるのかもしれませんが。
話の発端からオチまできれいに流れていて、すんなり読めました。たしかにネオンは天才ですね。男性が出し切った後はどうなるのか気になる所ですが、根拠もなしに大丈夫だろうと思いました。具体的にどんな状況になるのかは思い浮かんでいませんが。とりあえず、紫色のキノコの在り処を尋ねるのを忘れ去られる気はします。
ところどころに句点がなかったり、空行が多いのは意図的でしょうか。
読むのを妨げるほどではありませんが、少し気になりました。
それと、同じ区切りで『私』と『ネオン』が混在している部分がありました。
具体例としては、以下の部分です。
~以下、引用~
「ふむふむ。ここでサカサの草を入れてみよう。……あっへぇ、とんでもない匂いだぁ」
私、回復術師の『ネオン』。生まれつき天才ともてはやされたけど、自分ではそんなこと一切思っていない平凡な回復術師の女の子だよ
《中略》
ネオン史上最高の新薬は爆発した。
「なんで骨入れて爆発すんのよ!」
ネオンは凡人である。だが天才である。村の住人はネオンの新薬の話を聞くと一目散に逃げていく。それは凡人の作る最低最悪な劇薬だと誰もが知っているからだ。
~引用終了~
一人称と三人称の混在は、読者が物語に入り込むのを妨げるから、避けた方がいいと聞いた事があります。物語を、ネオンの主観から読むのか客観的な視点から読むのか迷いました。もしも何かしらの意図があるなら止めませんが、私のような読み手もいると思っていただけると幸いです。
的はずれな事を申し上げたかもしれません。参考になれば幸いです。
これからも執筆を頑張ってください!
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