101 上がりては浮きたつ胸も…… 句切れなし
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花火を
上がりては 浮きたつ胸も 短夜に 消ゆる花火の 幻の輪か
・あがりては うきたつむねも みじかよに きゆるはなびの まぼろしのわか
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[通釈]
花火を詠んだ歌
夏の花火は、短夜に打ち上がっては、期待に心浮き立つ胸も一緒に消えていくという幻の花火の輪に見えるかなあ。
[補註]
・句切れなし。
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上がりては 浮きたつ胸も 短夜に 消ゆる花火の 幻の輪か
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(令和元年六月十一日)(二〇一九年)(
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