093 山立ちて滝落ち水の…… 句切れなし、散文取り、絵取り
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山水図を
山立ちて 滝落ち水の 走りなば 跡はたちまち 涼しき図かな
・やまたちて たきおちみずの はしりなば あとはたちまち すずしきずかな
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[通釈]
山水図を詠んだ歌
背景に山がそびえ立ち、手前に、滝の水が流れ落ちたなら、その墨跡は、たちまち涼しい図となるのであるなあ。
[補註]
・句切れなし。
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山立ちて 滝落ち水の 走りなば 跡はたちまち 涼しき図かな
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[散文取り]
雨海博洋『文法全解 伊勢物語』旺文社「31 山科の禅師の親王(七八段)」
[絵取り]
(令和元年七月二十六日)(二〇一九年)(
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