第16話 オカマ監督の次は男前監督

通算先頭打者本塁打歴代2位の記録を持ち、1983年に首位打者を獲得、1985年には一番打者として打率.322、34本塁打というクリーンナップ並みの成績を残したことなどから、「史上最強の一番打者」とも言われている。また、ショート、セカンド、センターでベストナインを取っているの。守備も一流だった。爽やかな選手だった。現役時代好きな選手だった。


2000年に大阪近鉄バファローズの打撃コーチに就任。当時、監督の梨田昌孝、投手コーチの小林繁とともに「男前首脳陣」として話題となった。2002年にヘッドコーチとなり優勝を経験している。2004年に近鉄とオリックスの合併に伴って退任した。


監督としては良くもなく、悪くもない印象であった。4位、2位、4位で終えている。

惜しかったのは、2010年である。チーム打率.289、3割打者5人、90打点以上5人(うち100打点以上3人)、これを見ても打撃コーチとしてのセンスを感じるのである。投手の方は全て投手コーチの久保康生に任せていた。


オールスター前は首位で折り返し9月には一時マジックがでたのである。8・9月と2か月連続で負け越し、特にナゴヤドームでの2勝10敗が大きく響いた。真弓の敵は谷繁であった。肩に故障のある金本知憲を左翼手としてスタメンで起用しつづけることにはファン、メディアから大きな批判を浴びたが、それは致し方のないことだと思う。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る