陳腐な両親に見えるけど、自分が自分の子供の同性愛を知ったとき、同じように陳腐な人間にならないと、言い切れるのか。
もしくは、嘘くさく、あなたの全てを個性として受け入れるわ、なんて逆の間違いをしないだろうか。
問われている気がして、居心地が悪い。自信ないのかな。
作者からの返信
ここまで極端になることはなくても、100%何の問題もなしオールオッケーになれるかというと、ちょっと難しいかもしれませんね……
編集済
こんばんは。私は韓国人のファンです。迷いましたが、鑑賞ていうのはあれですけど、作品に対する感謝の気持ちを伝えたくて、下手な日本語ですが、書き込みを残します。実は塾とか学校とかで、学んだのじゃなくて、一人で勉強した日本語だから、日本語はまだ下手なので、最初は翻訳機を使おうかなと思いましたが、それでも、直接書くべきだと思って、敬語とか文法とか、正しくない部分がたくさんあると思いますが、先生からご理解してくださったら嬉しいです。
私が「彼女が好きなものはホモであって、僕ではない」を知ったのは、去年11月、アマゾンで検索している間、連関作品として、紹介されたの発見したのがきっかげでした。そのとき探した本が、石川大我さんの「ぼくの彼氏はどこにいるの」っていう本でした。その本はエッセイで評価が高いでした。連関作品だった、「彼女が好きなものはホモであって、僕ではない」も評価が高かったのは同様でした。私は先生の本を原書で読みましたが、購入したあと、韓国にも翻訳書があるのを知りました。仮に以前、知ったとしても原文を読むのが、本の意味に近付くのじゃないかなと思っていて、なるべく原書で読むほうです。
私は今まで、ラノベを読んだことがなかったので、最初はラノベだと聞いて、軽々気持ちで購入しました。だが、全然軽々じゃなかったし、以前読んだ、石川さんの本とか、砂川秀樹さんの「カミングアウト」とか、七崎良輔さんの「僕が夫に出会うまで」をもっと深くした物語のように感じられました。本当に辛かったです。本を読むたび、クイーンの音楽も聞きながら読みましたけど、中学の時から聞いたバンドで、新たに聞こえてきました。本当に素晴らしかったです。もう一方、先生の本を読んで、自分が今まで無意識にしまった行動が、私も知らないうちに、人々を傷つけたのではないかなと、深く反省しました。何と言えばいいのか知りませんが、世界観ていうか、人を接する場合で注意を注ぐようになろうと意識的に努力しています。特に「ただし摩擦はゼロとする」ていうセリフは今でも忘れられません。
私が「続・彼女が好きなものはホモであって、僕ではない」が連載中であることを知ったのは、今年3月末のことでした。韓国では日本のミステリ作家さんの本が多く翻訳されていると、思います。だから紹介されない、もしくは、され難い日本の隠し作品ていうか、作家さんていうか、そんなのを探すために、読書メーターとか、アマゾンを時々利用しています。そこでカクヨムで連載されていると書かれているのを見て、読みに来ました。1日1ストーリを読むと覚悟して読みましたが。慾張りでそうでは、出来ませんでした。
「続・彼女が好きなものはホモであって、僕ではない」もやっぱり素晴らしかったです。安藤くんが登場する最初は関西弁が出るので苦労しましだが、前に進む安藤くんの姿を見って本当に嬉しかったです。三浦紗枝ちゃんが出る話も同じでした。莉緒ちゃんがちょっと気になりますが、あとにどうなるのが気になります。特に、ファーレンハイトの話は心が壊れそうな気がして、読むときには、気が気じゃありませんでした。前作に結果が既に出ていて、彼は他の人物とは違って、前に進むことが出来ないのを知った上で読んでいるから、そんな彼の心を覗くのは、読むと辛すぎます。特に前作では大人しかった感じが強かったので、そう感じるかもしれません。ファーレンハイトは、実は本当に純粋で弱くて、とても繊細で、素直な心が私を痛めます。子供ぽいていうより、私にはこの人物は素直過ぎて、この世の中には合わないので、生き続くのが苦しいんだなと思いました。個人的な考えでは、大人になる(社会人になる)っていうのは、本来の自分を隠して、社会という枠に閉じ込めなければ、生き残るのがとても難しいことだと思います。自分自身の感情を出すのも、発言をするのも、有りのままの自身を、受け入れる場所はこの世にはほぼないかもしれません。家族とか友人がいるんだとしても、素直になるのはもっと辛い。いつも注意しなければならない。それがファーレンハイトには無理だったかもしれない。だから、そんな選択しかなかったのかもしれないと、「続・彼女が好きなものはホモであって、僕ではない」を読んで理解しました。
短く書き込みをしようと思いましたが、残念なことに、長い書き込みになりました。貴重な先生の時間を、無駄に使わせてしまて、本当に申し訳ございません。韓国では作家さんに直接に鑑賞を伝えるのがほぼ不可能で、興奮しちゃって長い文になりました。本当にお許しください。新型ウイルスのせいで、全世界の人々が苦しんでいるうちに、私にとって、この小説は、力になります。この時期、お大事にしてください。これからのストーリも、また浅原先生の作品を応援していきます。
韓国でも少なくとも、先生のファンがいることを先生から分かってくださたら、何よりです。長い文を読んで頂き、ありがとうございました。
作者からの返信
お読み頂き、また感想頂きありがとうございます。日本語、普通に分かるから大丈夫ですよ。っていうかめちゃくちゃ上手いと思います。自分はこの精度で書ける別の言語は持ってないです。すごい。
最初の「韓国人のファンです」という文章を読んだ時、韓国版が出ているからそっちかなーと思ったのですが、まさかの原作の方で驚きました。色々と感じ入ったもらえているようで何よりです。クイーン好きなんですね。新しい聞こえ方がするように書けていたのであれば嬉しいです。
続編についても気に入って貰えているようで良かったです。関西弁はそりゃ難しいですよね。雰囲気掴んでくれればOKです。ファーレンハイトが素直すぎるというのは自分も思います。偽ることを知らない。それが「子ども」ということなのだと言われたら、それはそうなのかもしれませんが。
まだ話は続きますので、引き続き楽しんで頂ければ幸いです。海の向こうにもファンがいること、ばっちり理解しました。メッセージを頂けて本当に嬉しかったですよ。ありがとうございました
親に理解されたいとか、親を愛したいとか、、、自分がほんとはそんな事考えてるなんて認めたくないよねぇ。
兄ちゃーん!!
もうあれこれ考えてないで会ってあげてー!!
作者からの返信
認めるのは難しいでしょうねえ……もう少し大人なら
「今日から普通に女の子を好きになってみないか?」って…もう…どこから突っ込んでいいのか分からない。
『毎日早起きしよう』とか『成績上げよう』とか、そーゆーレベルの簡単な話だと思ってるんでしょうか…
作者からの返信
信じたいものを信じた結果です。知識不足なわけじゃないんですよね。だってHIVが不治の病ではないとか知ってるんだもの。だからこそどうしようもない