応援コメント

中学2年生、秋(4)」への応援コメント

  • どうしてこんなことになったんでしょうか…そして誰が正しいんでしょうか…息子に起こったことを偏見ではなく見つめ、支えようとするけれどその『愛の対象』すら病として捉え治そうとする父親。幼い恋人の事を守ろうと自分一人で全てを背負う覚悟を決めたけれどそればかりで恋人の気持ちをおざなりにする彼。意見や考えてる事は正しい筈なのにそれをまともに伝えて冷静に親を『説得』しようとせずに子どものように(まあ子どもなんですけど)家を飛び出すファーレンハイト…

    偏見かもしれないんですけど、ファーレンハイトも含めそれぞれに問題がある気もします…

    作者からの返信

    それぞれに問題ありますよ。ファーレンハイトが子どもという点で情状酌量の余地があるぐらいかな……

  • 兄ちゃんは、本当にまっとうな人間なんだな。そして、自分で全部を背負おうとしている。ただ、ファーレンハイトには耐えがたいこと。きっと、それも込みで兄ちゃんは覚悟している。ただ、親の立場になったとき、あの両親のような陳腐な言葉を絶対吐かないって、本当に自分は言えるのか。歳を取ると、そんな自分にも、少し幻滅しつつ読む。

    作者からの返信

    こうなっている時点で果たして「まっとう」なのだろうか……ここの両親は自分的には割としょうがない気がしています。殺されなかっただけマシぐらいに考えた方がいいかも


  • 編集済

    ふぅ……
    両親とのやりとりは、読んでるこちらも胃が痛くなるような思いです。。。
    これを二人揃ってやらなかった兄ちゃんは僕へのダメージを最小限に抑えようとしてくれたのでしょう?ワンクッションある事でお父さんの病気への理解が少しだけ向けられて、それがなかったらもしかすると、このくらいの感じでは済まないくらい僕は傷つけられたかもしれない(考え方では十分に傷つけられてはいるけれど)。兄ちゃんが自分一人で悪者になろうとしたのは自己犠牲の愛ですか?やはり相手本位なんですね。

    「海外文学」、ヘルマンヘッセの「車輪の下」とか読んでくれてると嬉しいです(少しだけBL要素ありますよね。作者の分裂したキャラでもあるけど。)。サリンジャーやカフカもいいな。チェーホフとかドストエフスキーとかもいいけどそれって「ロシア文学」と答えそう。

    作者からの返信

    どうだろう。自分の中では兄ちゃんはむしろ自分のことしか考えてない感があります。自分の「贖罪をしたい」という気持ちを優先してる感じ