展開密度について


 お久しぶりです。星浦です。

 更新が数か月ぶりで申し訳ないような、でも、正直に言うともう書くことが無いような。そんな風に思う今日この頃。みなさまの執筆活動は順調でしょうか?


 さて、私はというと――その、最近は全然執筆活動しておりません。

 前回も同じようなことを言っていたのでアレなんですが、プロットやら案を考えることはしていたんですが、どうも執筆するほどの面白さがあるのかというところで二の足を踏んでおります。

 前回、前々回の内容を読んで貰った方には少し気づかれてしまっているのかも知れないのですが、少しだけ私は気が病んでいるというか、執筆に前向きに取り組めない状態だったんですよね。

 そんな中で、ちょっとだけ自慢話みたいになって悪いのですが、電撃小説大賞に送った『視えるヒトが視るモノは』が一次選考を通過しました。


 この『より面白い物語を書くために』で考えてきたことは全て推察でしかなかったため、ラノベにおいては効果的な方法が多少はあったんだなぁと、少しだけ説得力を持たせることができたかも知れません。


   ***

 

 さて、前置きが長くなってしまって悪いのですが、今回は『展開密度』について書こうかと思います。


 これは落選した『異世界で俺は神になる!』について考えていて気付いたことでした。


『異世界で俺は神になる!』はその名の通りに〝異世界モノ〟であり、いわずもがな〝なろう〟を意識して書き始めた作品です。

『異世界で俺は神になる!』は〝なろう〟にも掲載していたことがあるのですが、その結果は散々なものでした(カクヨムでの3倍ぐらいのPVだったと思います)

 私はその時にもすでに〝なんとなく私はなろうに向いてない気がする〟って考えていたのですが、その理由として思い至ったのが表題である『展開密度の面白さ』が足りないということでした。


 私の造語なので、この『展開密度』について説明しますね。


 なろうの上位作品の最初の方を読んで貰うとわかるのですが、シーンの移り変わりの速さが凄いんですよね。


 例えばジャンプ漫画とかで話題に上がるのですが、人気作品の引き伸ばしと言う問題があります。その名の通りに引き伸ばされて展開が遅くてつまらなくなる状態のことなんですが、これはその真逆を行く方法です。


 描写を削り、場合によってはシーンを削り、展開速度を速めることでシーンの移り変わりによる満足度を与えており、一文字一文字に対する面白さの密度を上げているんですよね。


 一冊の中にどれだけの展開を盛り込めるのかというのも、面白さの一つの指針であるという考え方で、〝なろう〟を考察したことのない方にとっては斬新な考え方かなぁと思い、取り上げることにしました。


 自分の書いた作品の展開が遅くて面白さを損なっている可能性は十二分にあり得ますので、〝なろう〟に挑戦して駄目だった方にはかなり刺さる内容なのかなぁと思います。


   ***


 正直に言うと、私はこの『より面白い物語を書くために』を消してしまおうかなと考えておりました。

 ここまで読んで頂いている方には分かってもらっていることだとは思うのですが、私の考えた内容というのは、どれだけ正しいのかは未知数です。

 極論を言えば、東野圭吾やら西尾維新レベルに売れた人物の持つ法則だとしても、一つの答えとしての信ぴょう性はあるのですが、絶対的な答えには成り得ません。

 私の言葉を信じすぎないように、自分の書きたいモノを見つめて、それを執筆するためにどんなことが大切かを見極めるのが大切なのでしょうね。


 素直に雑談みたいな感じで読んで貰った方がいいのかも知れません笑


 これを読んで、少しでも誰かのモチベに繋がったら嬉しいなぁと思います。

 最近書けていない私が言うのもアレなんですが、皆さんの執筆活動も応援しています。

 本当に大変な道ですが、お互いに頑張りましょうね!笑

 ではでは。

 最近また暑い日が続きますが体調にも気を付けていきましょう!

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