面白いと、凄く面白いの違いを考えた結果
こんにちは。
星浦です。
続ければ続けるだけ大変だと思う執筆活動、皆さんはどうお過ごしでしょうか?
私は今まで、長編を書く数を増やすだけで伸びるぐらいのレベルでしかなかったために――とりあえず数をこなすだけで成長を実感していたわけですが『視えるヒトが見るモノは』を書いた結果、それなりの完成度の作品がようやく書けるようになったと思いました。(受賞歴もないのに自意識過剰ですみません(大汗
私はようやく、ちゃんとした物語を書く土俵までやってきたのだと思います。
しかし、その代わりに、素人考えでも明らかに見える欠点というのがなくなり、グレーゾーン的な、白黒付け難い問題というのに着手しなくてはならなくなりました。(今まではここが絶対に悪いと思う部分があり、それを減らそうと努力してきたわけですが、ここにきてどちらに比重を乗せるか、とかのデリケートな分野に入ってきて、どちらが正しいのかも曖昧になったんですよね。
私は今まで、プロの方の作品を考察して、それを自分の作品に落とし込むって作業をするだけで、めちゃめちゃ伸び続けていたんです。
私は――逆に言うと、伸びしろが無くなってきたように感じていたりします。
しかし、それっていうのは当たり前の事で、むしろ喜ぶべきことではあったりすんですよね。何に対してもそうですが、熟練度って奴は最初の三年間ぐらいはぐんぐん伸びますが、そこからは停滞するモンですよ。
どんなことだろうと、0点からスタートして、70点ぐらいまでは伸ばすのは簡単ですが、そこから100点や120点を目指すためには膨大な時間や努力、または考え方の転換が必要になる。
小説って奴は伸ばすべき要素が多いために、色々な要素を70点にもってくることで明らかにレベルアップできますが、そこからさらに100点を目指すとなると話が変わります。
さて、ここまで話して、私の現状で抱える問題点が伝わったでしょうか?
私はここ一週間で新たなプロットをすでに考えてみたんですが、それが物足りない。『視えるヒトが視るモノは』ぐらいの面白さはあると思うんですけど、私が次に書かなければならないのは、その先の力を持つ物語なんですよね。
1作品を書くのには2か月や3か月の時間が必要ですし、できることなら、もっと成長できるように工夫が欲しいです。
私はもっと具体的な目標や、具体的な新たな面白さっていうのを開拓して落とし込んで満足したい。
今まではプロの作品から盗んできた理論をそのまま使うだけでレベルアップしていたけれど、ここからは自分に合った、自分独自の理論を開発して発展していかなければならない。
そうでなければ、私はプロを超える作品を作ることは出来ない。
つまるところ何が言いたいのかと言うと、今までが順調であったとしても、レベルに合わせて考え方ややり方を変えるべきであるということ。自分が成長できていないと感じるならば、今の方法はあまり効果的ではないと自覚するべきであるということ。
……なんか、小説の話じゃないみたいですみません大汗
私は考えた結果、とりあえず具体的に二つ実践しようと思います。
・ひとつめは、面白いかどうか、という価値基準ではなく、好きかどうかという魅力についての比重を増やすこと。
・ふたつめは、『君の名は』のように(『君の名は』を見て思う事のエピソードで書いたような新しい分野という意味です)今までの作品にはなかった新しい面白さの方向性を探り、それを主軸の魅力としてもつ作品を考えていくこと。
特にふたつめの要素っていうのは、この世界で爆発的に流行るためには必須だと思います。
『ひぐらしのなく頃に』然り、『涼宮ハルヒの憂鬱』然り、『異世界転生モノ』然り、『君の名は』然り、『まどか☆マギカ』然り、『この素晴らしい世界に祝福を!』然り、『進撃の巨人』然り。
まるで違うように思える上記の作品は全て、今までになかった新しいロジックの面白さを持っていた物語なんです。
例えば――殺人事件モノの物語が開発された当時っていうのは、それだけで業界が塗りつぶされるぐらいの衝撃があったことでしょう。
それぐらいに、新しいロジックの面白さを持つ物語っていうのは――それだけで面白いのは間違いないです。
……それだけ、考えるのが死ぬほど難しいわけですけどね笑 正直に言って、まだその方向性に舵を切ろうと考えているだけで、絵に描いた餅です。もちもちです。このふたつめって奴は、もしかしたら天才にしか考えられないのかも知れません。
……今回の内容ってのは抽象的過ぎて伝わらないかも知れませんね大汗
舌ったらずですみません。
ここに書いていることっていうのは、素人が勝手に考えていることで、間違っていることも多くあると思います。人によっては、何を生意気な――ってレベルの内容なのは承知しています。
でも、素人だからこそ出来ることも多いと思うのです。
私には素人の間にやっておかなきゃいけないことがまだまだあって、というか、この悩みは物語を書いている間はずっと付きまとうのでしょうね。
どうなんだろう……プロになることのメリットって、結局のところ、お金を稼げるぐらいしかない様な気もしてたんですが、担当者さんの意見を聞けるっていうのが一番大きいんですかね?
なんか脱線してきたんで、ここらでこの話は辞めようと思います笑
皆さんも執筆活動、頑張ってくださいね!
共にがんばりまっしょーっ!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます