厳しいコメントを付けさせてもらいます。
まず、自分が公募で最低でも一次通過してから、「小説の書き方」的なものを書いてください。
私は、これまで数多くの作品を執筆し、公募或いは、新人賞で多数の作品で結果を出しています。
ラノベでは2次通過、一般小説では最終候補までいきました。
執筆歴から得るものも多く、適切な語の当てはめ、効果的な体言止め、文尾をなるべく同じにしない、センテンスの長短、地の文と台詞の割合等、文章テクニックを体得していきました。テクニックのコツなど、まだまだ書き切れないほどあります。
それでも、語彙を増やす、効果的な比喩表現、リズム、韻をふむ等、課題も山積み。
執筆歴、実績があっても、文章力向上など、まだまだ先があると思っています。小説という山の頂きは、遥か高みにあり、ある意味、終着点などありません。
確かに、Web上には新人の処女作で、驚くほど良く書けている方がいるのも事実で、それを否定はしません。
ですが、そういった天性の才能を持った作者さんは、文章論など語らない人が多いものです。
私の知り合いで天才肌の作品を書き、プロになった方も、「小説入門なんてクソくらえ。小説なんざ、好きに書けばいいんだよ」と言って、憚りません。
私自身、1作目と2作目は、本当に酷い文を書いていました。一人称、三人称すらも分からず、人称ごちゃ混ぜの滅茶苦茶な文を書いていました。視点も滅茶苦茶でした。
そういった苦い経験を持ち合わせていますので、下手なWeb作家さんや新人さんには、優しく接していますが、貴方は鼻につきます。
文章論やプロットの立て方、そして、いかにしたら面白い作品を書けるかなど、まずは実績を残してから書いて下さい。
参考までに、私が最終候補までいった作品「牢獄高校」と「もしも彼女がゾンビになったなら」を読むことお勧めします。カクヨムに掲載してますので。
貴方が重たい一般小説を読めたらの話ですが。
小説論を書くのは、その作者の勝手です。しかし、繰り返しますが、まずは実績を残してから書いてみては如何でしょうか?
投稿サイトには、電撃の最終落ちや三次落ちの作品がゴロゴロ転がっており、そういった素晴らしい世界観や達筆の作品ですら、ポイントは散々で、最終落ちの作品が鍵付きになって、非公開になっている始末。
そういった現状を貴方は知っているのでしょうか?
また知り合い作家の話になりますが、電撃の三次落ちの力作が、なろうでさっぱりポイントが取れず、やけくそで書いたなろう系の作品が当たり、書籍化されました。その方には悪いですが、書籍化された方の作品は、大嫌いです。寧ろ、三次落ちしたハードボイルドな作品の方が、私は好きです。
他の作家さんになりが、編集者との酷い話を聞きました。これについては、あまり詳しく明かせませんが、「主人公が葛藤する部分を丸々カットしてくれ。こういうのを書くと読者が離れるから」と編集者が作者に指示してきたのです。
信じられますか?
そこをカットすると、話の前後の繋がりまでおかしくなり、大変な改稿作業が必要になります。それに、その主人公の葛藤があるからこそ、その作品は引き立ったのです。ですが、カット作業を編集者がやらせたのです。
これは、世の中に蔓延しているストレスフリーの小説や漫画のせいです。勿論、その編集者がゴミだと断言出来ますが。
私は所謂、流行のストレスフリー小説が大嫌いです。ストーリーには、山と谷があって然り。主人公が苦悩したり、苦戦したり、苦境に陥ったりしながらも、頭脳戦や、或いは強敵との迫力のあるバトルシーンを描き、盛り上げていくべきだと考えています。
ストレスフリー小説は真逆で、山場も谷もなく、ひたすらオレSUGEEEして終わり。故に、ご都合主義で、ストーリーは真っ平です。一体、これのどこが小説なのでしょうか?
主人公の成長譚は? カタルシスは? そもそも作品のテーマは?
そんなもの、今の時代には求められていません。まぁ、これは出版社によって違いますが。
別の例を出します。
台湾人作家の日本語すら怪しい作家が、なろう系でバカ受けし、多数の書籍を出しています。
そんな時代なのです。
このことを鑑みると、ハッキリと断言ですますが、文章など二の次なのです、今の時代は。
コピー的ななろう系を書き、ポイントが3万から4万集まれば、どんな下手糞でも書籍化される時代なのです。下手糞でも編集が、ある程度までは推敲しますから。(編集者にもよりますが)
現に、金賞を取った「通常攻撃が2回攻撃で、全体攻撃のお母さんは好きですか?」とか好きですか? 私はアニメしか見ていませんが、あの寒いギャグのオンパレードに、一話切りをしようかと思ったほどです。
あの酷い水準以下のなろう系作品が、大量に出版されています。
その中には、文章が壊滅的な作品も多いかと推測します。私はなろう系が大嫌いなので、数冊の例外を除き、買ったことも読んだこともありませんが。
異世界系で面白いと認めた作品は、「このすば」と「幼女戦記」のみです。
重要なので、繰り返しますが、文章など二の次でいいです。悲しいことですが、それが今の現実なのです。
出オチ感丸出しでもインパクト重視、トレンドに乗った作品さえ書けば、プロへの道は近いです。
あと、自分の公募の経験則から言いますが、今は電撃の新人賞がNo.1ではありません。寧ろ、なろうコン(ネット小説大賞)で一次通過の方が、よほど権威があるようになってしまいました。
物書きとして「なんて時代なんだよ!」と頭を抱えております。
色々と手厳しい意見、また私感を書いてしまい、申し訳ございません。
これに懲りずに、頑張ってください。私の意見など、芽の出ないワナビの戯言に過ぎませんので。
作者からの返信
キョエ様! 素敵なコメントをありがとうございます! 私なんかのために貴重なお時間を頂いてありがとうございます! こういった感想は、非常にありがたいと思っております!
私自身が、何の受賞暦もないにも関わらず、こういった創作論を書くことが間違いなのではないかと考えておりました。
目障りで消して欲しいという気持ちもよく分かります。私自身が、そう考えて一度、創作論を消したことがあるからです。
正直に言いますと、この創作論を書いたきっかけは、私の他の作品を読んで貰いたいからでありました。
結局、この創作論を書いても書く前よりも他の物語が読まれているとは言いがたく、あまり効果もないために、こんな無駄な時間を使うべきではないんじゃないかとも思っていました。
こんな創作論が何の役にも立たないと思われるのであれば、それも正しいことなんだと思います。
そもそもの話なんですが、私は実は本気で受賞したいと考えたことがありません大汗
私が小説を書いているのは、そもそも、面白い物語が書きたいからです。
だから、私は私の中では面白いと思う物語が書けてはいるんですが、一般向けや受賞するような物語を書けないんだろうなぁと思っております。
ここに書いている事は、あくまで面白い物語を書くために私がどうしているのかを書いているだけで、受賞するためにはどう書けば良いのか、というのは一度も書いていません。
一応、はじめに、で書いたつもりになっていたのですが、分かりにくかったですね汗
混乱させてしまい非常に申し訳ありません!
ちなみに、私もなろう系が面白い最高の物語だとは思っておりませんよ? 純粋に、そこから学ぶこともあるだろうなぁと考えているに過ぎません。
私が一番好きな物語は『イリヤの空 ufoの夏』という物語で、正直に言うと、今のライトノベルとすら、少しジャンルが変わってくるでしょうね汗
これは正しい事だと思うのですが、重い物語を読みたい読者というのは、本を買います。
そもそも、ネットで小説を読む層というのは、軽い物語を読みたい人ばかりなんですよね。そういう意味では、キョエ様のような考え方の方には非常に辛い時代でしょうね……汗
キョエ様は、私が内容スカスカでカタルシスのまるでない作品しか書いてないように思っておられるようですが、どの話を読んで頂いたのでしょうか?
できれば、そちらの方に悪いところを見つけたのであれば書いてみて下さいね!
長文の返信をすみません。
考え方は少し違うようですが、執筆活動頑張って下さいね!
心のこもった感想をありがとうございました!
また、ここが具体的におかしいことを言っている等を伝えて頂けると、私なりにも考え方を変えるキッカケになりますので、そういったご感想を頂けるとさらに嬉しいです!
私なんかのために、貴重なお時間を頂き、ありがとうございました!
重ねて言いますが、なんの受賞歴もない癖にこんなの書いてすみません。
そこについては平謝りするしかないですね……私はむしろ、私の考え方に間違っている部分があるからこそ、そんなレベルでしかないんだと思っています。
間違っている部分があるとお思いになりましたら、是非ともコメントを下さいね!
貴重なご意見をありがとうございました!
小説の中に変化を取り入れるのは大事ですよね(*´▽`*)
感情の変化が読者様への印象も一番大きいですけれど、それ以外にも立場の変化、状況の変化など、うまく取り入れていくことで、ストリーを引っ張る力にもなると思います(*´▽`*)
作者からの返信
変化っていうのは本当に大切だと思います!
〝なろう〟で月間一位の人の近況報告を勝手に覗いてたことがあるんですが笑、第一話を伸ばす方法として、主人公が落ちこぼれだと見せかけて、冷たく当たった相手に〝ざまぁ展開〟を見せつける、と書いているのを見たことがあります。
これも強い状況の変化を読者に見せつけている事に含まれるんじゃないかと思うんですよね。
こういった力強い変化をいかに冒頭に置くことができるのか――というのが、現在求められているのかも知れない――なんて、まだ実践できてないんですけどね笑
とりあえず、私の今書いている話も、毎エピソード毎に変化を入れてやろうっていう力技を試し中だったりします笑
綾束 乙様! 温かいコメントを本当にありがとうございます!
嬉しいです。