書く時間を増やす裏技
こんにちは。星浦です。
とりとめもなく私が大切だと思っていることを書いているこの創作論ですが、今日はまた違った角度で大切だろうという話をしようと思います。
さてさて、小説を面白く書くための方法をいろいろと書いてきたわけですが、方法論や考え方以外にも、それと同じぐらい小説を面白く書くために必要な要素があります。
それはそのまま、書く量を増やすことです。
(今までの方法は私が見つけてきたりして導入し終わったモノが多いのですが、この方法は私が自分で見つけて実践しきれているモノではありません。教えてもらい、なるほどなぁと納得したモノで、取り込もうとしている最中だったりします)
さて、最初から例え話になるのですが、一年に長編を二作書ける人がいたとします。
(私は今、このペースにようやくなった所です)
それがそのまま5年たった場合、書けた長編は10作品になりますよね。
しかし、これが一年に三作書けるようになれば、15作品です。
純粋に同じ様に丁寧に考えて作ったと考えるなら、これは成長スピードが1.5倍になるのと同じようなモノであり、一年で一年半分だけ前に進むことができた計算になります。
これはつまり、言い換えるなら、年を取っている作家が、半年若返ったことと同じなんですよね。……言葉のマジック的なことになりますが、こう言い換えると、凄いことだと思いませんか?笑
私は普通に働いていることもあり、いろいろと考えることで成長スピードを上乗せしようと目論んでいたわけですが、自分の中で書きたい物語のビジョンがすでにできているのであれば、あとは書く時間を増やすという原始的な方法が効果的になってくる訳です。
***
さて、また話が少し変わるのですが、みなさんはどのようなスタイルで小説を書いているでしょうか?
私はけっこう毎日コツコツ書くタイプで、純粋に1日1ページ書くことが多いです。
今書いている物語も、ちょうど6月から書き始めたため、今は36Pぐらいになりました。これを素直に三か月続ければ90P、4か月で120Pですから、問題が起きなければ、それぐらいで公募用の作品が完成する予定です。
他の方法として、小説には、休日に一気に書いてしまうという方法があります。
一週間で合計7P書くのも、休日に7P書くのも同じ7Pですから、そこに価値の違いはありませんよね?
そして、毎日コツコツと取り組むというのは素晴らしいように思えて、実はロスが多いです。
なぜなら「よーし今日も書くかぁ!」ってパソコンに向かったものの、昨日書いた内容をなんとなく読んで書き始めるまでには、なんだかんだで15分とか30分とかかかるわけじゃないですか?
そうなると、一週間のロスは15分×7で一時間半ぐらいです。
これは勿体ないことです。
まとめて休日に書くなら、そのロスは減るはずです。
まとめて書ける体質を作る――ということさえできれば、そちらの方が負担が減る可能性すらあります。
……何が言いたいかと言うと、毎日コツコツ書くこともにも、休日に一気に書いてしまう事にも利点があるって事ですね。
では、結局のところ、どちらが優れているのかという話になるのですが――そこに差はありません。どちらも一長一短です。私はまったく同じだと思います。
……タイトルで何が言いたいか、薄々分かって来たでしょうか?
どちらも優れているのであれば――どちらもやればいいんです。
うへへ。
これは話としては簡単な事ですよね。
毎日コツコツ書いた上で、さらに一か月に一回とか、二週間に一回とか、休日にまとまった時間を取って書くことができれば、実質1.5倍の成長が見込めます。
もしも一週間に一度取れれば、なんと2倍です。
……私はまだ実践できていませんが、これは画期的な方法なんじゃないかと。
私はちょうど、カクヨムコンに間に合うように『異世界で俺は神になる!』の続きも書こうと考えていて、続きのプロットだけは作ったんですよね笑
同じ作品を書き続けるのもアレですし、休日に時間を取って、そこでは『異世界にで俺は神になる!』を書こうかなぁと目論んで――いる段階です。
何度も言いますが、これはこれから私が取り入れようとしている方法で、まだ実践してません笑
そもそも、仕事をしながら一年に長編を二作も書くって時点でまぁまぁ偉いことだと思います。思ったより頑張ってるんじゃないかと、思ってみたりします。
……しかし、上には上がある。
そして、その方法を知ってしまった大汗
私はこの苦しみをみなさんにもお裾分けしようとしたわけですね笑笑
これは完全な理想論で、ぶっちゃけこれ以上に創作に時間を取れるかと言うと正直に微妙な線です。
やりすぎて嫌になるという可能性もないわけでなく、無理をして体を壊す可能性だってあるでしょう。
しかし、あなたが本当に小説家になりたいのであれば、多少の無理は仕方がない。
それだけ、小説家になるというのは難しいことなのですから。
……今日も気分転換に書き始めましたが、けっこう熱い内容になりましたね笑
筆を折ってしまうとなれば効率もクソもないのでほどほどに――ここに書いたことは、頭の片隅に残しておいて、自分がこれ以上成長するのに悩んだら実践するぐらいの、たぶん、私よりもさらに貪欲な上級者のテクニックだと思われます。
……これは無理をしてでも時間を作りたい人用のテクニックですので、それをお忘れなく。
本日もお読みいただき、ありがとうございました!
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