第15話 微分方程式の事

 天体力学とか物理数学とか微分方程式で展開して説明の言葉がほとんどないものが 教科書でも参考書でもほとんどですが よく見れば途中の式もなくて誰がみても分かるわけがないでしょう.

 微分方程式でとけるのは線形一次です.

 例としてよくあるのは

 地球の重力の方程式

 マルサスの人口論

 放射線の減衰

 などですが

 これらは偏微分と線形代数 多変数関数を扱うのでベクトル解析を知っていれば導出するのは難しくありません.

 あとは数学的な直感と等値類のセンスくらいですが

 重力の方程式にしたって 計算の結果から導かれる物理的な意味は 地球の質量が一点に凝集していなければならないそうです.

 実際そうなっていないし 重力は物質に由来していないとわたしは思うので なおさらこの式には意味がないと思うのです.

 マルサスの人口論にしても食糧の供給が潤沢ならの仮定はナンセンスと言わざるをえないでしょう.

 鼠算式に人口が増加するわけがない.

 必ず食糧生産の限界が来て飢餓 餓死に至らざるをえない.

 人口論ならまず先に食糧生産力の限界の方程式を解いた方がいいのでは

 放射性物質の減衰も要はあてになるものではないでしょう.

 微分は平均変化率の計算 積分は複雑な形をしたものの面積を求める計算とゆうことになっているのですが

 平均変化率が何を意味する値なのか甚だ分かりずらい とゆうか分からない.

 計算の証明もインチキですね

 ゼロではなく無限小に無限に接近する操作などと言っているのですが 無限は連続するものではなく漸々に接近することはなりたちません.

 実際の数値を扱う物理数学の計算も科学技術計算もコンピューターで計算しますが コンピューターは足し算しかできない機械ですからどうもったいをつけて微分方程式の解法の計算プログラムと称しても足し算になおしているだけなのです.

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