第21話 お久しぶり、12月。
あっという間に冬になりました。
色々あって酷くなってる寝坊と、疲れと、勉学の難しさ。
基礎はそろそろ…終わる…はずなので。難しいのも納得です。
実を言うと、私、5月くらいまで、12月になったらさすがの私も受験生として頑張るだろうと思ってたんです。
馬鹿ですよね、同一人物なのに、そんな急に変わるわけないんですから。
実際は、こうです。
生活状況が余計酷くなって、寝坊して、今、午後ですよ?まだ教室に入ってないんです。
学習面も、多少頑張ってる程度、とても受験生には見えません。未だに中学生みたいな勉強量。これでは伸びるものも伸びません。
ああ、疲れたなあ。
なんて口からこぼしても、誰も、私も拾わない。そりゃそうだ、ほとんどの人は常にヘトヘトなんだから。こんなの私だけじゃないはず。知ってるけども。
誰か励まして、なんて無責任なこと口走りそう。もし励まされても、嘘つきってその人を罵りそうな、そんな気分なのに。私自身、誰かを励ましたこともないくせに。
ああ、どうしよう。
何もかもまともに手につかない。
できることなら、全部捨ててしまいたい、ずーっと寝てたい。
でも、おとなはいつもこれと戦ってるんでしょ?だったら、まだ軽いはずの今からもう挫けるわけにはいかない…
見えない春を目指して、吹雪いてる中で崖登りしてるみたいな。
アホみたいだけど、やらなきゃいけないこと。
はあ、もう今日は休みたい。でもまだ休めない。いや、きっとずっと休めない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます