第20話 もはや何も変わらない日々

変化のない日々を送っています。


終わらない勉強と、ほぼ自習になってる授業と、ずっと寝てるor遊びを要求する猫と。バスも変わらないし、出かける予定なんてないし。


変化…外が寒くなってきたことくらいかな?

でも思いつくのはそれだけ。変化がない。


学力は変化してるかもしれない。解ける問題が増えたから。

でも、他に、気温以外に変わったことあるかな。ないな。


こうして過ごしてるのもつまらないんですよね。

人生にスパイスを!と時折昼休みに教室抜け出してスマホってるんだけど、あまり楽しくないし。

だって毎日触ってても気に入るものは毎日出るわけじゃない。不作って言ったらあれだけど、気に入るものが出ない日も沢山ある。


何が言いたいかって言うと、最近ホントにつまらない。

暇とかじゃなくて、単純につまらなくてしょうがない。

暇じゃないんだけどさ、つまんないの。


こんなの初めてだ。暇な時はつまらなくて当然で、つまらない時は大抵暇だった。

つまらない。本当につまらない。こんなの、人生じゃない。


この先に楽しいことが待ってるかもしれないから、そんなこと言って深い闇に突撃するのも疲れるよ。なんにも見えないんだもの。


ああ、私はいったい、つまらなくない人生をどこに置いてきたのか…

少し前まではこんなつまらない生じゃなかった。かなり苦かったり辛かったりしたけど、なんらかの味があった。


ああ早くやめたい、こんなこと。

でも今すぐやめるのはいやだ。

ワガママだな、私は。

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