第8話
こんばんは。
酷く疲れた私からディスプレイに中継します。
本日はですね。
運動会のダンス衣装係としての仕事を果たすために、学校の家庭科室に同じ係の人達と篭っておりました。
学校の家庭科室なので、そこそこの広さですが、現在は残念ながら全校生徒が利用可能なので激混みであります。
そうなると机も椅子も足りません。
机は長机なので譲り合い精神で解決しましたが、問題は椅子でした。
基本的に、家庭科室に訪れるのは裁縫できない人と家にミシン持ってない人です。
後者ならその人に任せれば解決するので問題ないですが、前者の場合、つきっきり指導的な感じで、作るのを全力サポートしなければならない。それが衣装係の仕事ですし。
そうなると、1グループ2つ以上の椅子が必要です。
机を譲り合ってグループ数が増えれば、当然ながら必要な椅子の量も増加します。
ええ、足りなくなりましたよ、もちろん足りなくなりましたとも。
作ってる本人たちは慣れない作業に必死なので、必然的に我々サポート役が立つことになります。
私も立ちました。疲れましたけど、立つだけならここまで疲れたりしません。
何せ私、元合唱部ですから。立ちつづけるのには慣れております。2、3時間でもかかってこい!
でも私はここまで疲れています。別の理由もあるからね。だって作業だし、作業のために姿勢が崩れまくりんぐだし。
この日に家庭科室を訪れた同じチームの人間は、3人の衣装係と6人以上の裁縫苦手族です。
つきっきりしてたら3人以上が余ります。
よって、1人で2+α人分のサポートをしなければなりませんでした。
立ちっぱなしで。
たくさんの方向からくる質問と要望と依頼とその他色々を聞きながら、倒れないように水分も取りつつ取らせつつ、サポートせねばなりませんでした。
移動、たくさんでしたとも。
しかもただ立ってればいいってことでもない、作業をしなければならない。
ミシンのセッティング、玉結びや玉留め、作り方の解説(布持ってくるなら同封の作り方プリントも持ってこいと言いたい)、限られた裁縫道具(衣装作りに来るなら持ってきてくれよ…と思わずにはいられなかった)の管理、布の管理、ダンス係からの新しい依頼もあり…
やることは尽きません。
というか終わる気がしません。
誰でもいい、助けに来て。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます