第33話

冬休みに入り、クリスマスの日。

朝早く親は仕事にいった。

私の家で波暮君と冬華ちゃんでクリスマス会をやることになった。

11時になり、波暮君と冬華ちゃんがやって来た。

「おじゃましまーす。雨下先輩今日はありがとうございます」

「おじゃまします。雫先輩私まで誘ってくれてありがとうございます」

「ううん。こっちこそありがとう二人共。さああがって」

二人共リビングにあがって椅子に座る。

ケーキを食卓に運び、小皿やフォークを出す。

「美味しそうですね。雨下先輩買ってきたんですか」

「いや、兄が今日作ってくれたんだ」

「そうなんですか、お店のケーキに見えます」

私達はフォークを手に取り、ケーキを口に運ぶ。

口々に感想をいう。

ケーキを食べ終わり、プレゼント交換をして、いろいろと話をして解散となった。

玄関先で二人を見送る。

「今日はありがとう楽しかったよ」

「こちらこそありがとうございます。雨下先輩よかったです、三人でできたこと」

「楽しかったです。クリスマスは一人かと思っていたので、ありがとうございました。雫先輩」

二人共帰っていった。

楽しんでくれたのならよかった。

後片付けをして部屋に戻った。

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