第19話

夏休みが終わり、学校が始まった。

9月になったけどまだ暑さが残っている。

初日から六限目まであり、疲れたー。

文化祭の準備が始まった。

夏休み前に喫茶をやることになっていたからすぐに準備を始めた。

6時まで準備を進めた。最終下校時刻が7時に引き上げられた。

鞄を肩に提げて教室を出る。

廊下を歩いていると後ろから声をかけられた。

「やっはろー、雨下先輩。この時間まで残ってたんですか」

横に並び話す。

「そうだよ、疲れたー波暮君も準備をしてたんでしょ」

「そうですよ、疲れました。また明日ー」

走り去って行く波暮君。

外は陽が沈んで暗くなっていた。

早く帰らなきゃ、と思い走る。

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