10.――体は闇で出来ている
はい、どうも! ながやんです!
基本的にこう、
FGO、楽しいです。
FGO、大好きです。
こんなにキャラとシナリオのいいゲーム、めったにありません。
ガチャも、まあこんなもんだろう、と思います。
結構ガチャ運には恵まれてたし、何度爆死してもまたガチャ回したくなる。
でも、じゃあ、どうしてながやんは苦しくて辛いのか。
そのお話を、これから数回に分けて
あくまでも個人の私感で『俺が今感じてる正直な気持ち』でしかありません。
俺という個人にも、その思想や解釈、価値観にも意味などはありません。
FGOを始めてから、好きなサーヴァントだけを育て、欲しいサーヴァントがピックアップの時だけガチャを回してきました。俺が求めるのは『強いサーヴァント』ではなく『好きなサーヴァント』でした。
結果的にですが、バーサーカー軍団になってしまいましたね。
でも、別に困らなかったし、普通に遊べてた気がします。
第一部メインシナリオで、あのクエストが現れるまでは。
順当にメインシナリオを進めていた俺は、第六章キャメロットまで進んでいました。ここに
でも、突然六章のキャメロットから、ゲームが難しくなりました。
敵側にアサシンと他クラスの混成パーティが増えたのも、その一旦でしょう。
それでも苦心して進んでた俺の前に、第四節『嘆きの壁』が現れます。
第六章キャメロットは、セイバーではなくランサーとして現界したアルトリア(アーサー王)が、
最初に言っておきます。
シナリオは、とても素晴らしいものでした。
俺は、ガチで泣きました。
ベディヴィエールには聖杯あげようと思ってます。
騎士王とその従者を巡る、壮大な物語と切ない想い……とても感動しました。
因みに来年、2020年にこのキャメロットがアニメ映画化されます。そこで絶対にベディヴィエールのピックアップがあると思うので、待ってます(笑)
ただ、話を戻すと……このクエストで俺は、FGOに対して一種の疑念を感じました。今はもう、それを確信と思っていて、FGO運営側の悪意を前提にゲームをしています。
常に『FGO運営は汚い手段を使ってくるから気をつけよう』と思ってます。
どうですか? そういう人間、ファンと呼べますか?
俺にとっては、そう思わせるだけの戦いがあったのです。
第六章キャメロットの第四節『嘆きの壁』は、円卓の騎士でも随一の英雄、忠臣ガウェインが主人公たちの前に立ちはだかります。彼は聖槍を得たアルトリアの加護を得ており、ギフトと呼ばれる特殊な能力を身に着けています。
それは『あらゆる攻撃に対して強い防御力を得る』というものでした。
同時に、宝具を発動させるためのチャージも、凄く早く溜まります。
必定『まったくダメージが通らないのに、2ターンに1回レベルで全体宝具を撃ってくるセイバーと戦う』というクエストになっているんですね。これは、ぶっちゃけて言うと無理ゲーです。普通に遊んでいる人がクリアできるレベルにありません。
俺が怒っている、
そんな俺を、FGO好きな方は軽蔑してください。
俺はFGOが憎いです、恨んでます、クソゲーだと思ってます。
キャラの良さもシナリオの良さも、それは『ゲーム自体のメイン要素』ではありません。キャラとシナリオの良さは、映画やアニメでも楽しめるからです。ゲームならばこそ、キャラとシナリオの良さを『ゲームだからこそのプレイング、ユーザーの決断と判断で盛り上げる』という要素がなければいけません。キャラとシナリオの良さを、さらにゲームでプレイヤーの腕と知恵が、自分で選んで望んだからこその盛り上がりがあって、何倍もよくなる。そうでなければいけません。
ながやんは、ファミコンのドラクエやFF世代、SFCまでくらいですね。プレステでもFFTやサガフロ、聖剣LOM等、素晴らしいRPGをやってきましたし、テイルズシリーズや女神転生シリーズものめり込みました。
そうしたゲームには全て、RPG特有の『ゲーム文脈』があったんです。
主人公が強大な敵と戦い、敗北して逃げる……悔しいけど逃げるしかない。そういう状況がたまにあります。そうした時、
余談ですが、この『負けてもストーリーが進むイベント』は、名作RPGでは繰り返し使われてきました。FF2では、ゲーム開始と同時に主人公たちは謎の強敵にボコボコにされ、助けてくれた人たちのベッドの上で目覚めて本編が始まります。FF5では、ガラフというイケメン
面白いのは、ドラクエ3です。物語の終盤、勇者はラスボス手前で父親のオルテガと再会します。オルテガは敵と戦ってる最中なんですが、戦闘シーンこそあるものの、負けてしまい、主人公の勇者に遺言を残して死んでしまいます。しかし、実はこのオルテガVSモンスターの戦闘……乱数を調整するとオルテガが勝ってしまうのです。そして! ここがドラクエ3の凄いところ! 本来死にながら感動の別れをする
FGOでのガウェインとの戦いは、
しかも、戦いは不愉快極まる理不尽なものです。
こっちの攻撃は通らない、相手は宝具を使いたい放題。
数ターンでコンテニューするハメになります。
このゲームバランスを許す、これがFGO運営なんだと俺は心に
なんとか勝って先に進みましたが、令呪と聖晶石を使わされました。
使いたいと思った訳ではありません。
カツアゲやゆすりも同然に、大事な聖晶石を奪われたんです。
しかも、です! しかもですよ!
そうまでして、クエスト自体に勝利しても、ストーリー的には『ガウェインに勝てないから撤退しよう』という話運びになります。これはおかしいでしょう? RPGというゲームの文法を無視しているでしょう。俺は令呪と聖晶石を使って、ガウェインに対して要求された、不当な勝利条件を満たしたんです。ガウェインに対して、運営側が要求する勝利条件を満たしたんです。なのに、結果として『負けたから撤退しよう』って、おかしいでしょう。
だったら、最初からこっちが負けてもストーリーが進行すればいいんです。
何故、過去の先達たちが、多くの名作RPGが築いてきた文法を無視するのか。
本当に気分が悪いですよ、腹が立ってシナリオが頭に入ってきませんよ。
あと、ガウェインが嫌いになりますよ。
FGOユーザーの少なくない数が、ガウェイン嫌いになりますよ、これは。
それでいいんですか? 物語上の敗北が必然な戦いに、ゲームとしては勝たなければ先に通さない。勝つことを求めるのに、ストーリー上は負けて撤退がもう決まってる。
許せない、こんなことが許されていい筈がない。
ながやんはここで、FGO運営に対して不信感を感じました。そしてそれは今、確信となっています。FGO運営は『常に卑怯なやり口でこっちの聖晶石を奪ってくる』と思っています。憎いし恨めしいし、全く信用できません。そして、その後のFGOでも、それを裏付ける要素が無数に存在しました。結局、FGOは
俺はガウェインが大嫌いになりました。
引いたら絶対、レアプリにくべてやろうと思ってました。
でも、CCCイベントでガウェインが『実はおっぱいの大きな女の子が大好き』と知って、許しました。おっぱいが好きな奴に、悪い奴はいないからね……ガウェインは許しました。もし引いたら、ちゃんと育てると思います。バスター3枚だしね!
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