最終話!
フェミのけなげさや献身、アルルとクルルのかわいさ、レノーの成長が魅力で、後半は一気に読みました。「赤い腕のクフィーニス」、伝承や歌に残る強大な力とそのもたらした惨禍、被差別族との不思議なつながり……面白かったです。
タイトルは無事回収されてラストもレノーらしい選択だなと納得。「金色の河口の光」など謎めいたモチーフがいろいろ出てきましたが、どんな着想でこの物語を作られたのかも気になります! 次回作を構想されているのでしょうか、それとも本作を改稿なさるのでしょうか。
ともあれ素敵な作品を読ませていただいて、ありがとうございましたm(_ _)m
作者からの返信
わーい(*´▽`*) 最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
そもそもは、マイノリティに関心がありまして、この物語を書き始めました。
現在ならほぼ使われないような差別的な言葉が、昔は使われていました。
そして現在でも、いじめや差別はなくなりません。
主人公は心を病んでいる少年にしようと、初めから決めていました。ただそれだけではつまらないので、主人公に強大な力を与えたわけです。
タイトルの意味は、最後の最後に回収されることも、初めから決めていました。
ただし、プロットは、かなり行き当たりばったりでした。
金色の河口は、現実と幻想、この世とあの世、狭間のようなものを考慮して作りました。
社会からの強制分離と通過儀礼、成長というモティーフは、古今東西の神話や伝説で繰り返し取り上げられてきたものです。そしてそこに、ボーイ・ミーツ・ガールの面白味を加えたつもりです。
まだまだ拙い物語ではありますが、続編も書いている途中ですが、これからどうしようかと悩んでいるところです。まったく違う新たな物語を書くべきなのか・・・?
とにかく星まで付けてくださって、本当にありがとうございましたm(__)m
最後まで読ませて頂きました。
レノーが自分の役割を見つけるというラストは良かったです。免罪符としての〈あかし〉を探す旅を経て、「人は免罪符によってではなく、役割によって社会における互いの存在を認め合う」ことに彼が気づくまでの物語だったと私は解釈しました。
ストーリーの構成に改善の余地が多分にあるというのが正直なところです。エピソードの必要性や配列に違和感をもつことも少なくなかったです。
作者からの返信
ゆうほ様、拙作を最後まで読んでいただきまして、誠にありがとうございます。また、率直な批評をしていただきまして、それにつきましてもお礼を言わさせてくださいませ。
ストーリーの展開やエピソードの必要性等につきましては、おっしゃる通り、多分に気まぐれ過ぎるところがあったのだと自分でも認められます。
また1から出直します。次からは、全く違うストーリーを描くことになるでしょう。
物語の整合性をもっと大切に考えて、書こうと思います。
重ね重ね、貴重なご意見をくださったこと、有難くお礼を申し上げます。
どうもありがとうございました。
羽音彰麿より
少しずつ読ませていただいて、今、最終話を読み終えました。
まだ、物語の世界に心が残っているような不思議な感覚です。
このお話に出会えて良かったです。素敵なお話を書いてくださってありがとうございましたm(_ _)m
作者からの返信
つきのさん、拙作を最後まで読んでくださって、コメントとお☆様までたくさんいただいて、ありがとうございました。
とてもうれしいです。
ブルー・フェニックスという続編も連載中ですので、もしよろしければ、そちらの方もよろしこ願いいたします。
ありがとうございました。m(__)m 羽音より