10話まで読ませていただきました。気になったのは―フェミが旅に同行する動機が少し弱いのではないか―というところです。あるいは決断が速すぎるのかもしれません。
流れ的には―レノーからクフィーニスについて聞かされ、自身が異端者であると自覚する。→現状から出ていく必要性を自覚する。→レノーたちに同行する決意を固める。―といった流れのほうが自然かと。
動機についても、やはり彼女自身がここを出ていかなければならないと強く思うものが欠けてるように感じます。私が読み落としてなければ、現状に危険や不満は無さそうですが……。
彼女のキャラを考慮するなら、―自分がここに居続けると、いずれ友達をも危険に巻き込んでしまいかねない―などが妥当でしょうか。そのうえで、『あかし』を手に入れることが彼女にとってもメリットになるような設定もあれば、ストーリーの説得力が格段に増すと思います。
フェミの、人の心をほぐしてしまうキャラクター自体はとても良いと思います。レノーとペタリンだけではシリアス一辺倒になりそうだったストーリーが彼女の存在によって適度に和らいだ感じがしました。
作者からの返信
ゆうほ様、丁寧に読み込んでくださって、本当にありがとうございます。
そうですね、確かに、ゆうほ様の言う通り、フェミはかなり簡単にレノーたちに同行しますね。少し考えて、第10話を修正してみます。
いつも有難いアドバイスを、ありがとうございます。
どうかこの先も、グリーン・フェニックスをよろしくお願いいたします。
羽音彰麿より
>「フェミって何て優しくてかわいい子なんでしょう」
本当に! それに、クルルもとっても淑女で、気品があって、かわいいです。
このムネの町でのお話は、花にあふれていてフェミとの出会いがあって、来たるべき夏の予感もあり……とても面白かったです。
作者からの返信
どんな花なのかまで、考えればよかったと反省しています、、、。