第一尾 最弱の希望篇

第一尾 最弱の希望篇

        予告


 現代日本に生きる青年――、天宮湊は普通と掛け離れた存在だった。


 およそ人とは思えぬ艶やかな白銀の髪に、見た者を虜にする中性的な風貌。

 何より持って生まれた嘘を見抜く眼のせいで、他を拒絶しながら生きてきた。


 そんな彼が異世界へと飛ばされ、そこで自分を喚んだ少女アルシェと出会う。

 盗賊に襲われ絶望の淵に立たされながらも自分を庇うアルシェに、湊は嘗ての大切な人を重ねて戦う事を決意する。


 勇者として召喚されながら、レベルは最弱の1。

 絶体絶命のピンチを乗り切ろうとする二人の前に、全ての元凶が不穏と共に現れる――

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