日記
ようやく最後の村に辿り着けた。
最初はどうなる事かと思ったが、ここまで来たらもう大丈夫だ。
今の所、計画に気付いた奴は居ない。あの山奥の村に魔物側のスパイが居るんじゃないかという噂はあったが、ここに来ても情報の漏洩が無いという事は単なる噂だったのだろう。
もう少しで魔王を倒せる。
皆には悪いが、これが最良の方法だったんだ。
僕も皆も、もう暫くの我慢だ。
勇者には最後まで黙っているつもりだ。
どうせ計画を知っても特にやる事は無いし、馬鹿なあいつは演技は出来なさそうだからこのままがいい。
それと、思っていたより妊婦ってのは大変だ。
気軽に産むなんて言うもんじゃないな。
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