第3話 睡眠
睡眠の質がいいと心身ともに健康でいられるらしい。
ウェアラブル端末を常に身に着け、計測し続けている人が増えているようだ。
自分で自分にバーコードのタグをつけているように見えるが、健康に人一倍気遣っていると本人たちは口をそろえて言う。
自己管理もここまでくると、AIに使われる日も近いと思ってしまう。
導入させるには、楽しそう、健康に良さそう、便利そう等のうたい文句と共に優越を仰ぎ、新しもの好きを僅かに刺激すると浸透が早まるかもしれない。
そろそろ、ウェアラブル端末のコラボが出来てくるだろう。まずは、下準備からか。世間にいかにスマートで皆からの羨望を集める要素かを確立させ、便利機能を充実させると良いのかもしれない。
若者が減少し高齢化が進む中でウエアラブル端末は非常に便利だ。管理しやすい。極小にすることが求められる。埋込が一般的になるには、意識を変えていく必要がある。
上手に世の中を洗脳していくと、この意見に対し憤りを覚える人が増えてくる。増えれば増えるほど、洗脳は成功しているとみていいと思う。
しかし、睡眠の質を上げるにはいくつかの要素が考えられるが、一番はストレスを持たない事と睡眠に対し反作用をもたらす飲食も含めた行為を避けることだ。
まずは、食事、運動、昼に太陽の日を浴びる、心身を健康に保つのが基本だと思っている。その上で、データ管理を行えばよいのだと思う。
適切な睡眠は太古の昔に脳に刻まれてきた記憶の断片を活性化させ、未来への力を生み出す。
生き物の本質の太陽と共に起き生活し、日が沈むころに寝るのが生活により潤いを与えると思う。
電気やブルーライトの影響で長く眠りにつくことは難しいかもしれないが、見逃してはいけない大切な要素と感じてしまう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます