第2話 人とのこと

基本、もっさりとした流れの中に身を置いて時間を過ごすのが好きだ

海を眺めて瞑想したり。。

あてもなく散歩をしたり。。

床に転がって空を眺めたり。。

そんな中に、ドキッとするような美しさを見つけることがある。


時の移ろいが見せてくれた贅沢だ。

そんな時、眼に見えない何か大きなものからのご褒美をもらったような心持になる。

分かってるから、大丈夫。のような。


最近、女性に対し強さを求めてくる傾向があるように思う。

弱さを出すとメンヘラと印をつけられ、周りから奇異な目で見られるから、弱さなんて見せたら大変だ。

でも、年齢を重ねてくると、人に好かれようが嫌われようが無視されようが擁護されようが、脇を通り過ぎていく車のように思えるようになった。


男性は、弱さが認められるようになっているように感じる。

弱さのある男性は、強い男性や女性が守ってくれるようになった。


今や恋愛を含む人間関係は、全て有りな時代である。

道徳、モラル、価値観を一律化するのは難しいのかもしれない。


それでも、コミュニティーは存在するもので、その集団の中に難解な秩序とルールが存在する。

突然参加すると、既にその中で当たり前となった空気が分からずに大けがをすることがある。小さすぎる世界の中で。

そんな時は、なにがあっても個を貫き、自分を好きでい続け自尊心を持ち、周囲に対して人はそれぞれ違うという意識を常に持ち、笑顔を忘れず、挨拶、感謝を言葉に出して、媚びること諂うことなく胸を張って存在するという選択をすることだ。


しかしながら、わざわざそんな小さな世界の中で狭い視野でいる事の意味や価値にどれほどのものがあろうかと思う。


広い視野を持ち、柔軟であるのが最善なのかもしれない。


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