サブカル大批評

第16話 信長の野望 & 三国志

面白さ

時間　　　　８

世界　　　　４

一般　　　　８

玄人　　　　８

サブカル　　８

影響力

サブカル　１０

社会　　　　８

世界　　　　８

　ゲームや漫画は世界に影響を及ぼす効果は有りますが、一方でそれを当てにできないというモノでもあります。

　眼鏡を売り出したくて爆死したアニメがあったり、競馬やバイクを売り出したかったのに全く流行らなかったアニメがあるように、影響があるからと言って都合よく利用できるものではありません。

　そもそも、ゲームや漫画自体が社会の影響を色濃く受けてしまうものです。

　影響とは一方通行ではなく、双方向によるものなので、影響を与えたり、与えられたりするものです。

　そんな中、社会からの影響を一番強く受けるのがこの信長の野望と三国志です！

　シミュレーションゲームの金字塔にして永遠不滅の戦略ゲームです！

　プレイヤーは戦国武将か三国志の君主を一人選び、天下統一を目指すと言う物語です。

　歴史のIF物の元祖ともいえるゲームですね。

　内容はイチイチ言わなくてもわかるのと、シリーズによってはシステムが大幅に違うので省略します。

　とはいえ、この戦略ゲームによる影響は非常に大きい。

　僕が小学生の頃にこのゲームが流行ったのですが、このお陰で戦国猛将と三国の英傑を覚えることになり、世の小学生たちに歴史に興味を持たせる良い切っ掛けになりました。

　今の日本人が歴史に詳しいのも大半がこの影響でもあります。

　その一方で呂布が最強とか松永久秀が裏切るとか色々とレッテル貼りが起きてしまい、今の考古学研究の齟齬も問題にもなっています。

　中には女体化というとち狂った方向に走ってしまい、それが当たり前になりつつあることも恐ろしい！

　歴史上の人物を世界に広める良い切っ掛けになると同時に変な性癖まで世界に広めてしまうという事態になっています！

　別にこのゲームが悪いわけでは無いんだが、その辺はどうにかして欲しいと思う。

　ただ、このゲームのように楽しく学ぶと人間は難しいことも簡単に覚えられるということが重要。

　本来であれば考古学者が数年かけて覚えたことを数時間で覚えることが出来ます！

　今のなろうで歴史IFが簡単に出来るようになったのは、このゲームのお陰でもある。

　個人的に信長の野望２と三国志３が一番難易度がほどほどで面白かったと思ってます。

　機会があればやってみてはいかがでしょうか？