第4話 砂の薔薇 デザートローズ

面白さ


時間    8

世界    3

一般    2

玄人    7

サブカル  7



影響力


サブカル  6

社会    0

世界    0


 最近のアニメで一番面白かったのはクロスアンジュだったと思ってます。

 毎回、何が起こるかわからない、あの興奮は昔テレビを見ていた時の楽しさを思い出しました。

 特に主人公のアンジュとその仲間は割とばっさりした性格で最近の良くわからんチョロインよりはよっぽど大好きでした。

 今度二次創作書こうかな?


 あんな感じの欲望に忠実なタイプの女性キャラは割と女性からも高評価になるらしく、エロいわりに高評価だったみたいですね。


 今回お勧めするのはそんな欲望に忠実な女性たちが活躍する漫画 『砂の薔薇』です。


 主人公 真理子=ローズバンクはまだ幼稚園の息子ティミーと銀行員の夫ハロルドと暮らすごく普通の主婦。


 ハロルドの海外出張の見送りに空港でテロリスト『グリフォン』のテロに巻き込まれて夫ハロルドと息子のティミーを失う。


 真理子は胸に破片が刺さるものの、奇跡的に心臓の一歩手前で止まり、命だけは助かるものの、愛する家族の復讐を誓い、テロリストと戦う傭兵企業『CAT』に入る。


 本作はディビジョンMと呼ばれる女だけの対テロ用の部隊の物語でキャラの大半は女です。


 真理子は胸に受けた手術跡はまるで一輪の薔薇のような形になったことで『薔薇のマリー』と呼ばれるようになり、優れた采配を発揮する最強の指揮官として名を馳せるようになる。 


 この作品はもっと評価が高くても良いのですが、ヤングアニマルというマイナー雑誌で不定期掲載だったことと、同紙の中でも一番有名なのがベルセルクですのでどうしても割を食った感があります。


 しかしながらそのストーリーと言いキャラと言い世界感と言い、非常にバランスのいい内容で男女問わず根強い人気があります。


 主人公 真理子は優れた指揮官なんですがそれ以上に周りも凄い!

 副官のヘルガ=ミッターマイヤーはマリーに次ぐ実力者で厳しく冷徹。

 突撃分隊長のアイリーンは口が悪く荒っぽい性格だが男性関係は奔放。

 支援分隊長のデライラは狙撃においては右に出る者はおらず、元モデルでアイリーンの親友でありながら何故かモテないぼっち。

 リンは一般隊員ではあるものの、格闘と毒物については右に出る者はおらず、元暗殺者という経歴を持つ。何故か子供っぽい。


 爆弾担当のジェシカとコリーンは爆弾解体において右に出る者は居ない。


 こんな感じで非常に魅力的なキャラが沢山いるんですね。


 そして何よりも漫画などで象徴的なものがあると映えるというのがありますが、砂の薔薇の場合は


「マリーの薔薇が赤く染まる時、テロリストたちはその血で染まる」


 かっこいい!

 作品とキャラを一言で表した表現だと思います。

 こんな感じで非常に面白い漫画なのでぜひ一度読んでみてください!

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