最後まで楽しく読ませていただきました。
個人的にはこの展開は好きです。
榊という男が何でも知っているところが面白かったですね、フリーのライターといういかにも、という役職を出してきたところも思わず納得してしまいました。
「強欲ですね」というところはハラハラしました。
こういう対立のシチュエーションって大事ですよね、勉強になりました。
今まで必死に頑張って来た佐藤さんに対し、いきなり「強欲ですね」なんて言われたら怒るに決まってるところを淡々と言い続けるところが、つい引きこまれてしまいました。
榊は野球の神様だったんでしょうか、それとも自分の中にいたもう一人の自分だったのでしょうか、そんなことを考えながら読ませてもらいました。
ありがとうございました!
作者からの返信
わざわざお越しいただき、コメントまでいただいて、ありがとうございます。
実はこの物語、『強欲ですね』という言葉から始まりました。たくさんのものを持ちながらそれに気づかず、ないものねだりをする話を書こうと思ったんです。
今読むと、直したいところが多々あるんですけど、将来読み直した時に、情熱はあるみたいだけど下手だったわねえと言いたくて触らずにいます。
これから書くものでは、もっと生きた表現をできるよう頑張ります(≧∇≦)/
一気に行きました。
どこにも冗長さが無く、流れるように佐藤の気持ちに乗れた気がします。
野球に詳しくないと仰っていますが、どうしてどうして。野球に限らず全ての求道者に通じる芯のようなものをちゃんと判っているからこその物語だと思います。
好編でした。
作者からの返信
深海くじら様
お読みいただきありがとうございますm(_ _)m
これはまだネット小説の書き方も知らずにいた頃のものです。我ながら懐かしいw
たまに昔のものを読むと、荒削りだけど本質をついてるなあと思ったり、逆によくこんなものを人様に見せたなあと思ったり……もう少し上達してくれたら良いのですけどね、ヘタの横好きで困ります(^_^;)