ミドル5
※フランシス 侵蝕率+5:98->103
※ティナ 侵蝕率+3:81->84
GM:では寝室に移動するわけですが……
※シークレットダイス
GM:あっ。
ティナ:『あっ』?
フランシス:何が来る……?
GM:
……再び、廊下に出た三人。書斎を後にし、一番奥の部屋をと歩みをすすめる途中、木製の床がガタガタと揺れ始める。
貴方達の正面、数メートル先、溶けるように渦をまきはじめ、何かが『生まれ』る
床と同じような材質、木でできた全長2メールほどの人形があなた達の前に姿を現す。軋むような音を立ててそれは貴方達の方へと歩みをすすめる。
ティナ:「……あれが、カミーリアの言ってたバケモノか。二人共、戦闘経験は?」
カミーリア:「戦えるのだったらあんなのから逃げ回ったりしてなかったわよっ! 逃げましょ!?」
ティナ:「フランシス、あなたは?」
フランシス:「人並みに」
演出で今度こそ赫色の剣を、そして赫色の羽を現出させて構える。
ティナ:「……そう、人並み、ね。信頼できそうな答えだわ」
手帳の魔法陣から1本の杖を取り出す。
フランシス:「カミーリア、私達のどちらかのそばにいて。孤立するのが一番まずい」
カミーリア:「えぇ……だ、大丈夫なの!? アタシは戦ったりできないからね!?」
カミーリアはあなたがたの側を離れませんが、怯えからか落ち着きなく目線を動かしています。
ティナ:
「逃げてるだけで集められる情報はもうあなたが集め終わった後なわけだし。進むなら、一度は戦ってみるべきでしょう。――無理そうなら逃げるわ」
しれっと逃走も選択肢として提示しておく。
フランシス:
「まず私が接敵する。ティナ、カミーリアをお願い」
戦闘やる気まんまんです。逃走することになったら普通に逃げますけど。
ティナ:「ん、OK。あなたも無茶しちゃだめよ」
フランシス:「もちろん」
カミーリア:「うぅ……なんでそんな自信ありげなのかわからないけれど、無理しない程度に頑張って!」
GM:
それでは戦闘開始です。怪物との距離は5メートル、戦闘終了条件は怪物の全滅です。カミーリアも戦闘に参加しますが、エフェクトの使用は出来ず、使用できるアイテムはありません。
ティナ:つまるところカミーリアができるのは移動、カバーリング、素手での攻撃、ドッジくらいってことね?
フランシス:むしろ攻撃の対象になりうることを懸念すべきかな……
GM:はい。カミーリアはPCの指示に従います。一応彼女はオーヴァードですので、攻撃を食らって即死するようなことはないので安心して下さい。
※
| 行動値 | キャラ | HP | 侵蝕値 |
| :-- | :----------- | :- | :-- |
| 15 | 怪物と言われているものA | | |
| 15 | 怪物と言われているものB | | |
| 12 | カミーリア | | |
| 11 | フランシス | 29 | 103 |
| 8 | ティナ | 26 | 84 |
※
※round1
※main_怪物A
GM:2メートルほどある人形の怪物は、巨体からは想像できない移動力で近づき、あなた達に殴りかかってきます。怪物Aの方はカミーリアを対象に白兵攻撃。
※
【minor】戦闘移動
【major】白兵攻撃→カミーリア
5dx+16 → 9[6,7,8,8,9]+16 → 25
※
ティナ:「カミーリア、避けて!」
カミーリア:「アタシ!?」
その声に反応し、咄嗟にドッジをするも、到底躱せそうにない。
※【reaction】4dx → 9[4,5,6,9] → 9
ティナ:そのドッジに対して運命の切り替えを使用します。
※
【auto】《運命の切り替え》
【reaction】《浄玻璃の鏡》+《R:ウロボロス》
5dx7+11 → 10[3,8,8,8,10]+10[2,4,6,7]+10[10]+2[2]+11 → 43
ティナ 侵蝕率+6:84->90
※
ティナ:「Incanto(付与せよ)――」
ハンドバッグからとりだしたグローブを手にはめると、バケモノの攻撃にカウンターを合わせるように殴る。
GM:怪物が伸ばした木製の腕から放たれる殴打はティナの拳により相殺される。
カミーリア:「ふぁ……あ、ありがとう」
カミーリアは呆けたようにお礼だけを返す。
ティナ:「避けようとする意志さえあれば助けてあげられる……かも知れない。敵をちゃんと見ていて」
カミーリア:「が、頑張るわ……!」
ティナ:「あ、ものによっては相殺しきれないから諦めてね?」
敵を見据えてボクシングの構えを取りつつおどけてみせる。
※main_怪物B
GM:では怪物Bの攻撃は……ティナに。
※
【minor】戦闘移動
【major】白兵攻撃→ティナ
5dx+16 → 8[1,3,3,4,8]+16 → 24
※
ティナ:「初見殺しみたいなものだし、近接戦は苦手なんだけど――この距離だとこれしか間に合わないし、仕方ないか」
自分に飛んできた攻撃にも問題なく拳を合わせて相殺する。
※
【reaction】《浄玻璃の鏡》+《R:ウロボロス》
5dx7+11 → 10[3,4,5,6,10]+10[7]+5[5]+11 → 36
ティナ 侵蝕率+3:90->93
※
GM:攻撃を相殺した際に怪物の腕の一部が砕け、破片が飛び散る。そのいくつかは不用意に当たれば怪我をする程度には尖っているだろう。
カミーリア:「わ、よ、よけなくちゃ……!」
ティナ:「んー……やっぱり、少し下がってて。こいつらの腕が直接届かないくらいまで。飛び道具には気をつけること」
※main_カミーリア
カミーリア:「わ、わかったわ!!」
※
【minor】放棄
【major】エンゲージ離脱
※
※main_フランシス
フランシス:目の前の化物の殴打を見て、剣を重くチューンナップする。余波で翼が震え、独特の低音が響く
※
【minor】《オリジン:レジェンド》+《赫き剣》+《シャインブレード》
フランシス 侵蝕率+11:103->114
※
フランシス:
「重く、重く、面の破壊。撃ち砕くーー
『蝋細工の黄昏(トワイライトウィング)』」
※
【major】《C:ウロボロス》+《無形の影》+《渇きの主》+《鮮血の一撃》→怪物A
15dx7+15 → 10[1,1,1,2,2,2,4,5,6,7,8,8,9,10,10]+10[1,1,2,7,8,9]+10[4,5,10]+6[6]+15 → 51
【reaction】ガード
【damageroll】6d10+33 → 35[4,7,3,10,6,5]+33 → 68
フランシス 侵蝕率+12:114->126
GM:
2メートル以上ある木製の怪物は少女の赫い翼により、バラバラと崩れおちる。これにより怪物と言われてるモノAは戦闘不能となる。……が、ここでEロイス《悪意の爆発》を宣言。
※
《悪意の爆発》
シーン内のキャラクターを対象
3D10点のHPダメージを与える。
ガード以外のリアクションは不可、カバーリングは可能。
3d10 → 15[6,6,3] → 15
※
GM:その身を維持できぬほどの負荷により怪物の中心にあった赤く点滅するものが爆ぜる。巨体を構成していた木片が辺りいったいに飛び散り、貴方達に傷を負わせる。
フランシス:そのまま喰らいます。
※フランシス HP-15:29->14
ティナ:「いっ……ああもう、最後に自爆とか、ほんと悪質!」
同じく喰らいます。
※ティナ HP-15:26->11
カミーリア:「……ッ!! で、でも大丈夫そう……このくらいなら慣れてる……」
※カミーリア HP-15:30->15
GM:ではティナのメインプロセスです。
※main_ティナ
ティナ:
「”Mangia e mangia il sangue della ragazza, Dammi il potere sacrificabile.(少女の血を喰らいて糧となせ、その贄に与ふべき奇跡を顕せ)――”」
ナイフで自分の首を切り裂くと、その血を杖に与える。確実に背徳の理を使用するため、自身も対象としたシーン攻撃を行う。
ティナの血を与えられた杖は、それをきっかけにして周囲のレネゲイドを喰らい始める。そして蓄えられた魔力を杖内部の術式により変換し、衝撃として放つ。
「”Gioca(弾けろ)――!”」
※
【minor】放棄
【major】《雨粒の矢》+《原初の赤:サイレンの魔女》→怪物B,ティナ
5dx10+11 → 10[3,4,6,7,10]+9[9]+11 → 30
【reaction】ドッジ
5dx+6 → 9[2,3,6,8,9]+6 → 15
【damageroll】4d10+25 → 17[5,10,1,1]+25 → 42
【auto】リザレクト
【auto】《背徳の理》
ティナ HP-5:11->6
ティナ 侵蝕率+18:93->111
※
GM:
衝撃派を近距離で避けられるはずもなく、木製の怪物の身体はメキメキと音をたて、半壊する。腕らしきものと脚らしきものはほとんど使い物にならなそうに見えるが、もう一体のように崩壊はおこっていないようだ。
……ものすごいギリギリ生きてます
ティナ:「……仕留め損なったか。まあいいわ」
※round2
※main_怪物B
GM:では2ラウンド目、怪物はフランシスに対して拳を振るう。
※
【minor】放棄
【major】白兵攻撃
5dx+16 → 8[1,2,3,6,8]+16 → 24
【reaction】ドッジ
5dx+1 → 8[1,4,5,6,8]+1 → 9
※
ティナ:「危ない!」フランシスの目の前に迫った木の腕に横から打撃を加え、その軌道をずらす。
※
【auto】《運命の切り替え》
【reaction】《浄玻璃の鏡》+《R:ウロボロス》
14dx7+11 → 10[1,1,1,2,2,4,4,4,5,5,9,9,10,10]+10[1,2,8,10]+10[5,7]+10[7]+10[7]+10[8]+2[2]+11 → 73
ティナ 侵蝕率+6:111->117
※
フランシス:「っ、ティナ、助かる!」
体勢を整えながら息をつく。
※main_カミーリア
GM:カミーリアの手番になりますが、どうしますか?
ティナ:「フランは怪物をお願い! カミーリアはこっちに!」
そう言ってカミーリアを呼び寄せます。どうせ私の手番余るだろうし次の自爆はカバーリングしよう。
フランシス:「OK、ティナ」
カミーリア:「え、今度はそっち!? そっちにいけばいいのね!?」
すたすたとアクション消費でちかづいていきます。
※
【minor】放棄
【major】全力移動
※
※main_フランシス
フランシス:「最後に、『一羽(ラスト・フェザー)』」
軽やかに怪物を撫で切って捨てます
※
【major】《C:ウロボロス》+《無形の影》+《渇きの主》+《鮮血の一撃》→怪物B
15dx7+15 → 10[1,2,3,3,5,5,5,6,7,7,8,8,9,10,10]+10[2,5,5,6,9,10,10]+10[6,6,9]+10[10]+10[8]+3[3]+15 → 68
【reaction】ガード
【damageroll】7d10+33 → 27[8,3,4,2,7,2,1]+33 → 60
フランシス HP+15:14->29
フランシス 侵蝕率+12:126->138
※
GM:ボロボロであった木製の怪物はフランシスの一撃により戦闘続行が不可能となり、再び木片を飛び散らせる。
※
《悪意の爆発》
3d10 → 21[10,9,2] → 21
※
ティナ:「(どうせリザレクト1回。なら、私だけでいい)」
スッと無言で前に出てカミーリアを庇います。メインプロセス消費でカバーリング。
※
フランシス HP-21:29->8
ティナ HP-6:6->0
※
GM:
怪物を全て撃破したことで、戦闘終了となります。二つの怪物を破壊した時、フランシスはコア部分に木製では無いなにかの感触を覚えたかも知れません。
ティナ:
これ、もともと人間だったりするんだろうか……? 怪物、って断言せず怪物と呼ばれているモノ、って呼んでいたり、悪意の爆発で確実に死亡させたりするあたりがなんか不安なのよね……
フランシス:カミーリアがこうなるのはやめてほしい……
GM:それはさておき、怪物の撃退に成功した貴方達。かばわれていたカミーリアが心配そうに訪ねてきますね。
カミーリア:「……ごめんなさい。足手まといな上にかばってもらって。 どうしてそこまでしてくれるのか分からないけれどありがとう」
と、二人にお礼と謝罪をします。
ティナ:「だって、まだあなたにはこの屋敷を案内してもらわないといけないもの」
リザレクトで体を修復しながら返事します
※ティナ HP+1:0->1
カミーリア:「案内……と言っても、全部回れているわけではないのだけれど……」
フランシス:「私が助けたいと思ったから助けたの。だから謝らないでいいよ」
翼と剣を霧散させながら答えます
カミーリア:
「優しいのね、フランシス。 でも、戦えるからといって小さい子に無理をさせるのは……あ、いや、小さいというのは侮辱しているわけではないのよ?」
フランシス:「無理はしてないから大丈夫。小さいのは事実だけど」
くすりと笑う
フランシス:「確か、暖炉の部屋に女性がいたと話してたよね。そこは案内してくれる?」
カミーリアに尋ねます
カミーリア:「え、えぇ…案内といってもお姉さんに紹介するくらいだとは思うけれど」
カミーリア:「あ、傷、痛むかしら?」
ふと貴方達の衣服などを見てカミーリアは訪ねてきます。
ティナ:「傷は慣れてるけど……流石に服がボロボロね。動きにくいと思ってたところだし、ちょうどいいわ。少し待ってて頂戴」
そう言って、手近な部屋に入る。
フランシス:「ティナが無事そうでよかった。私も問題ないよ」
フランシスの服は体の一部なのでレネゲイドで大体修復されてます
GM:気をつかってなのか、本心から問題ないのか、カミーリアはそれらを観察しているようです。
ティナ:「おまたせ」
大使館に行く予定だったイブニングドレスから、魔術自然とした暗い色合いのローブに着替えてくる。
カミーリア:「おかえりなさい。 また随分と『いかにも』な服装ね」
ティナ:
「ええ、もしかしたら他の魔術師に出会うかもしれないもの。ましてそれが神代の魔術を扱える魔術師なら、こちらも相応の準備をしておくべきでしょう」
この服ならドレスに比べれば仕込んである式や道具の数が桁違いに多い。
カミーリア:「そういえばフランシスのお洋服はなんともない……のかしら?」
ティナ:「そうよね、さっきの戦闘も明らかに卓越した技術に裏付けられたものだったし……あなた、何者?」
フランシス:「何者も何も、最初に名乗った通りよ。ドレッドノートの血をひく者として、鍛錬をしているだけ」
微笑んでいるような真顔のような、いまいち感情の読みとれない顔で返答します。
ティナ:「そう。ドレッドノート……ドレッドノートか……」
ドレッドノートの家にもおそらくなにかしらの秘伝のレネゲイドコントロール法があるのだろうな、と勘違いする。
カミーリア:「(なんか難しい話してそうだなー)」
ティナ:気になるなぁ……とは思いつつも、流石にそこに踏み込むのは憚られる。
フランシス:なんとか誤魔化されて欲しいな……
カミーリア:「えっと……それはそれとして」
カミーリアが明るい声で沈黙を破る。
カミーリア:「お礼、じゃないのだけれど、手当、してもよろしいかしら? 問題ないと言われても気になるわ」
ティナ:「……できるの? なら、お願いしようかしら」
フランシス:「してくれるのなら、お願いしたいな。でも、ティナを優先してね」
カミーリア:
「良かった。 押し付けがましいけれどこれくらいしか出来ないから」
そういうとカミーリアはスカートのポケットの中から小さなポーチを取り出す。ポーチの中からはペーパーナイフほどの小さな刃物。その刃物で人差し指の腹をスッと切る。
「気持ちの良いものではなくてごめんなさいね」
にじむ血をティナとフランシスの傷に垂らす。
「——Χαμηλός χρόνος αναστροφής」
※
【major】《再生の血》
2回使用して二人のHPを7D10回復
ティナ HP+25:1->26
フランシス HP+21:8->29
※
ティナ:バロール/ブラムのクロスかな?
フランシス:じゃないかな? 時間反転みたいな意味合いだし
カミーリア:「小さい頃にお父様に教えてもらったおまじない。 たぶん、楽になったはずだから」
ポーチの中から絆創膏を取り出して自分の指にそっと巻く。
ティナ:「……ありがとう」
フランシス:「むしろ馴染みがあるよ。ありがとうカミーリア」
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