オープニング1

GM:それではフランシスのオープニングです。どこで何をしているか、簡単に説明お願いします。


※フランシス 侵蝕率+2: 38->40


フランシス:もうすぐ12時になろうか、という時にでかけようとしてるので、休みの日ということにします。凛音のセルの研究所まででかけようとしてます。

 目的は、特にこれといったものはないですが、レネゲイドビーイングについての研究を見に行ったりとかですね。


GM:学生としての側面ももつフランシスDの日常の一コマ。お出かけ日和といえる爽やかな空。小学生らしからぬ用事で、外出の身支度をしていた。


フランシス:身支度は執事にまかせて……こう、両手を水平に上げてると支度してくれます。


執事:「お嬢様、どちらへお出かけで?」


フランシス:「隣町へ。付いてくるなんて言わないでよ」


執事:「……承知いたしました」


GM:執事は不満そうではあるものの、それ以上の詮索をすることはない。彼は名家の執事らしく絵に描いたようにきれいな所作で一礼して、見送りのため玄関で待っている。


フランシス:支度を大方終えたフランシスは、最終チェックのため、鏡の前に立つ。


GM:鏡に映る少女の外見には特別な異常は見受けられない。鏡越しに覗いた時計は、12時を指し示す寸前。

 カチカチカチカチと秒針は少しずつ進み、12時を指し示す。視線を時計から戻し、再び正面を向く……


GM:その瞬間、一瞬だけ体内のレネゲイドがざわついた気がした。そして、鏡に映るあなたの背後、そこには「フランシス・ドレッドノート」にとっての大切な者達が並んでいる。すなわち、レミニシアと本物のフランシスの姿である。


フランシス:「なっ……?」


 驚きから思わず声を漏らし、すぐさま振り返る。


GM:しかし背後の様子を確認することは叶わず、意識が暗転していく。Eロイスを2つ宣言。


フランシス:「(違う、私は、私は……)」


 大切な者たち……本物のフランシスとレミニシアが並ぶ鏡を前に、薄れていく意識の中、心の中で叫ぶ。


GM:その叫びは誰に伝わる事もなく、反響音をのこしながら広がっていく。心臓を掴まれたような錯覚――それを最後に、フランシスの意識は途絶えた。

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