第2浴 温泉施設は盗撮容疑者だらけ!?
みなさま、毎日お風呂楽しんでますかー?(挨拶)
今回は「温泉施設での携帯電話利用について」です。
◇ ◇ ◇
今はだいたいどこの温泉・銭湯へ行っても「脱衣所・浴室内での携帯電話使用はお断り」という注意書きを見かけるんですが、これがまだまだ意外と知らない方が多い。使ってる人はほとんどLINEやゲームの画面を開いてる。電話をかけなきゃいい、と思ってる人すごく多い。
で、注意差し上げると、たいていの方は「すみません~」としまってくださるんですが。中には「ちょっとメール見てるだけじゃない!」とか「ほかの人も使ってますよね?」などとキレたお返事かましてくる方もいらっしゃいます。老若男女にキレられたことあるけど、やっぱり割合としては中高年おじさんが多い。「中高年男性へのスマホ注意恐怖症」になってしまった従業員仲間もいます。
え、なんでケータイ使っちゃダメかって? 施設側ははっきりとは言わないけど、「撮影機能が付いてるから」ですよ。人が裸になる場所でカメラ取り出していいと思ってる?
要するに、我々はお客さまが盗撮容疑に引っかからないように事前防止に努めているだけなのですよ。
しかしどーいうわけか、一部の方々があの手この手でスマホ使用を決行しようとしてくる。一度はしまったフリをしながら、私たちが立ち去ったあとでまた始める人。そんで近づいたらまたしまう人。ロッカーの中で、バスタオルをひっかぶって……と、様々なステルス工作を駆使して隠れスマホし続ける人。
言っちゃ悪いけど、私たちぜーんぶ一瞬でお見通しですよ。いつ注意すべきかタイミングを計ってるだけですよ。勤続〇年のホークアイをなめないでいただきたい。
それから堂々と大声で電話してる人(さすがに通話中は注意できなくて困る)。わざわざビニールケースに入れてお風呂まで持ち込む人。そしてあろうことか、友達どうしの集合写真とか、かわいいわが子のベストショットなんかを撮影しちゃってる人。
何度「お客さま――!!」と叫びつつ猛ダッシュかましたかわかりません。即刻、撮った写真確認、からの削除要請です。
今の時代、暇さえあればスマホをいじる人が多いけど。使っちゃいけない場所もあるんだってこと、ちゃんと知っておきましょうね。
みんな守ろうぜ、温泉マナー!
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