最終話―後日談―
十五
―11月6日(月)午後1時過ぎ―
―横浜中華街 青龍門横、ビル上階一室―
―以上がこの事件の顛末。
色盲で無感動な反社会性人格障害者―その男が起こしたエゴ丸出しで欲望に塗れた惨殺事件―
それが、
…先輩(黒い男)が言った通りだった…
この事件は自分達の関わる事件じゃないと―
大罪に塗れてはいたが、犯行理由は
そして、自分は其処に囚われ過ぎて、見るべき、調べるべき、すべき事を全て疎かにしていたせいだ…
お陰で救えるべき人間も救えず、結果時間を掛けて後手に回った―…
…今回の事で判った事は、
"現場は、自分には向いていない"
―という事。
色々導いてもらって申し訳ないが、これからはサポートに回ろうと思う。
自分みたいなミスをしない様に、連携して仕事に挑み、人を助けられる様に―
―これは、挫折の物語…
失敗からの再生を意識するまでの…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます