【海祭り】2
場面2
一部の文章はakua様よりお借りしました
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楽しい時間とは駆け足で過ぎ行くものである。
人の波が徐々に儀式の場所である場所へと移動し始めた。
それによって各々も儀式の開始を悟り、店を片付けていく。
ヴィノスもまた、その内の一人だった。
ロザリエがそれを手伝う。
その口にはフランクフルトがほお張られており、ヴィノスは呆れたようにそれを見ていた。
しかし彼女が手伝ってくれたが故に早く終わったため結局何も言わない。
一通り片づけが終わったところで、ロザリエが口を開いた。
「よし、そろそろ行くか。ヴィノスはこれからどうするんだ?もう帰るのか?」
「シルフィが歌うんだ、聞きに行くに決まってんだろ!」
「なるほど、では共に過ごさぬか?1人では心細くてな……」
ふと、いつもの気丈な様子はどこへやら、しおらしい様子でロザリエが肩を落とす。
それを見るとさすがのヴィノスも驚いた。
最も、次に放たれた言葉で理由の把握は出来たが。
「もし私の肌に触れようものなら、これで斬ってしまいそうなのだ……」
これまでヴィノスも他の誰しも触れずにいたことだが、彼女は剣を携えていた。
祭りとはいえ、祭りだからこそ。
祭りの熱気に寄った不審者が現れたりしないとも限らない。
それの使い道は護身だったり他の誰かが何か困っていたときの助太刀用だったり……とはいえ一応流血沙汰を起こさないための自制の意味があるのだろう、鞘から抜けないようヒモで縛られてはいるが……ともかく、度を過ぎてふざけた人間を叩きのめすという至極まともで、けれど彼女がやるにはいささか妙なものだった。
「俺様をストッパー代わりにするんじゃねぇよ」
「君だって1人で歩いていたらモーセ状態になるだろ?私がいた方が良いと思うぞ!!」
「はぁ……、まぁしょうがねぇか」
それについてはヴィノスも否定できなかった。
彼はかなり柄が悪い方である。
そんな彼が一人で通れば、たしかに人々は波が引くように避けていくだろう。
渋々承諾したヴィノスを楽しげにロザリエが先導し歩いていく。
「コメット、マリア。さっきぶりだな!!」
道中で見かけた二人にロザリエが声を上げ、ヴィノスは目を向けた。
「おお、ロザリエ。さっきぶり」
「また会いましたねっ!」
ロザリエがコメットに軽くハグをして挨拶する。
それをコメットは慣れているかのように嫌がることもせず受け入れた。
コメットの隣にいたマリアも同じように抱きついている。
「私はヴィノスと共に儀式を見に行くんだ、よかったら2人も一緒にどうだ?」
「わぁっ、それは嬉しいです!ね、マスター!」
「……ぇ、ああ。そうだな」
コメットの返答が珍しく遅れた。
それにロザリエとヴィノスがいち早く何かを悟り素早くコメットたちに少しの待機を頼むと二人で顔を寄せて内緒話を始める。
その内容は、勿論。
「お前この祭りで、背徳の紅を見たか?」
「背徳....?ああ、イグニス殿のことか。見たぞ」
「よし....分かってんな?」
「無論だ」
そう、つい最近両思いになったばかりの二人にちょっとしたお節介を焼こうというものだった。
二人は同時に頷くと早速作戦を始める。
最初にヴィノスがマリアと視線を合わせるために屈み込み彼女の小さな手を取った。
「なぁマリア、ロザリエと2人だと心細いから俺と一緒に居てくれないか?」
「ぇ、ええっ?」
「……駄目か?」
困惑気味のマリアだったが、あのヴィノスがとんでもなく寂しそうな顔をしたことに目を丸くしてそんなことないですと首を横に振った。
しっかりと握り返された手にヴィノスは内心頷いてからロザリエを見る。
ロザリエはそれに気がついたのか否か、ともかくコメットに近寄り行動に移った。
「コメット。君、服が汚れているがどうしたのだ」
「ああ、これか。やっぱ目立つ……?」
「うむ、目立つ!!早く着替えた方が良いと思うぞ。憐れなヴィノスがマリアと離れたくないと言っているので、こちらは心配するな。私達は此処で待っている」
言い方が言い方であったのでヴィノスは思わずロザリエをねめつけた。
しかし彼もまたこの計画に協力するつもりだったので何かを言うことはない。
そのやりとりにコメットは気づくこともなく、そのままその場を離れた。
ロザリエとヴィノスが同時に胸をなでおろす。
「あとはどうやって2人を会わすか、だな……」
噂をすればなんとやら。
奇跡と言うほかないタイミングで見覚えのある長身が人ごみの中から見える。
しかしコメットはまだ戻っていない。
数秒の思考巡回の後にロザリエはイグニスに駆け寄った。
ロザリエがイグニスを引きとめようとどうにか会話を長引かせている。
とはいえこの二人、そんなに親しい仲と言うわけではない。
どちらかというと共通の知り合いがいて、その繋がりで多少知っている程度だったのだ。
苦戦しているロザリエを見つつ、ヴィノスはこの場からマリアと移動しようと考える。
「……マリア、先に行くか」
「どうしてですか?マスターがまだ来てないですよ?」
「あ〜、あれだ。二人きりになりたい」
コメットにはロザリエがついているという言葉も付け加え、どうにかマリアを納得させる。
そうこうする内に着替えの終わったコメットが歩いてくるのが見え、ヴィノスがロザリエを見れば丁度ロザリエもそれに気づいていた。
「さっきからなんなんだ、用が無いなら―」
「おおっと、イグニス殿すまない急ぎの用ができた!!ではまた機会があれば話をしよう、さらばだ!!」
唐突に声をかけられたかと思えば来た時よりも大分突飛なタイミングでロザリエが話を切り上げる。
イグニスも自分から話を切り上げようとしていたが、しかしそれにしても不自然なタイミングなことは確かだ。
呆気に取られるイグニスを横目にロザリエは声をかけられる前に駆け出す。
マリアたちとは別行動だ。
「行くか」
「分かりましたっ!!」
ヴィノスもまたマリアに感づかせないようロザリエとほぼ同時にその場を離れる。
どうかうまくいってくれ、と、儀式の場所に行く道すがら、彼ら二人は祈ることしか出来なかった。
一方で、残された二人はと言うと。
「えっ、はっ?ロザリエたちは?」
「……なるほどな。」
先ほどまでいた知人やマリアの代わりにイグニス一人がいるというこの状況。
一連の流れを見ていなかったこともあり、コメットは混乱を表情に浮かべた。
それに対してイグニスはロザリエが何をしたかったのかを理解し、少し脱力を覚えながら苦笑を浮かべる。
一人納得しているらしいイグニスに、コメットは心底不思議そうな顔をした。
その格好は先ほどまでと違い白いワンピースを着ている。
「なんだよ、何がなるほどなんだ?」
「……あいつらは先に行った。
気を遣われたらしい」
「は?何が……っ!」
気を遣われた、と聞いて何の話だと眉根を寄せた彼女だったが、その意味を理解して頬を赤く染めた。
それにイグニスは薄く笑い、手を差し出す。
「人ごみに紛れられても困るからな、ほら。」
「っ余計なお世話だ、ばーか!」
口では悪態をつきながら、しかしその手は彼の大きな手のひらの上に乗せられた。
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海が凪いでいる。
先ほどまでの熱気はどこへやら、静まり返っていた。
黒々とした闇に似たそこは正しくここが深海であるということを思い起こさせる。
だが、それでもその場で見ている存在たちは、誰一人として恐れを抱かなかった。
なぜならば、その中央。
海の聖母に歌を捧げるための舞台が淡く優しい白い光を放ち、周囲を照らしているのだ。
その後ろ、祭壇の壁の向こう側にシルフィたちはいる。
今はまだ祭壇に上がっていない。
竜族達が楽器の音の確認をしている段階だ。
ここまでは護衛として先ほど戻ってきたクロヴィスがホルストと共についている。
しかしもう少ししたら自分一人であそこに上がらねばならない。
「緊張しなくて大丈夫だって。うまくいくよ」
「……沢山頑張ったからな、大丈夫だ」
二人が囁くようにいいながら背中や頭を撫でてくる。
シルフィは微笑んだ。
少し自分でも引きつった笑みだとわかっていたので、この薄暗さの中で本当に良かったと心の中で呟く。
先ほど頑張らなければと決意をしたのに、やはり初めての晴れ舞台には心が重くなってしまった。
やがて竜族達の手で音楽が鳴らされだし、ぽん、と最後に背中を優しく押され歩き出す。
祭壇の上に続く階段に脚をかける。
そのたびに胸が重くなる。
それでも足を止めない。
やがて舞台の上に彼女は進んだ。
巫女としての仕事も彼女の役目にあった。
彼女は教えられた通りに足を運び、動き、祭壇に渡された供物を捧げる。
それから、ゆっくりと舞台の中央に歩みを進めた。
歌い出しまで時間はまだある。
ひらひらと舞を踊る竜族の向こう側、たくさんの顔がこちらを見ていた。
ぐ、と服を握り締める。
音が止まった。
歌い始めの合図である。
少女が歌い出すまで音は止まる、歌わなければならない。
シルフィは口を開いた。
声は出ない。
緊張のせいだ。
そのまま時間が過ぎようとした、だが。
__大丈夫だよ、「 」がいるから
ふわりと波が柔らかくシルフィの服を揺らす。
おかあさん?
シルフィの頭を誰かが撫でた気がした。
何かを飲み込むように口を閉じる。
それから今度は大きく息を吸ってもう一度口を開いた。
響くのは美しい旋律。
あどけない少女の歌声。
それは確かに海の娘の声に良く似ていて、けれど違った。
それは湖畔の歌声だ。
美しく澄み切った、森の奥で静かに揺れる碧の声だ。
白い小鳥の囀りに命を吹き込まれ、唄はまた息を吹き返した。
竜族達の楽器の音と混ざり合い、調和し、波を優しく揺らす。
海の始祖竜____《海の聖母》に唄は捧げられた。
波間から聞こえるのは波の音か、或いは聖母の歌声か。
それはこの空間を包む音にゆっくりと混ざり合い、この国に祝福を捧げていた。
ぬばたまの波間から星の煌きに似た輝きが覗く。
一度声が出てしまえば、そこからはただ歌うのみだった。
シルフィは胸の前で手を組み、祈るような体勢で音を紡ぐ。
その小さな体は一つの楽器だった。
高いソプラノは糸のように繊細で、けれどその場にいる全員の元に等しく届く。
無垢な巫女の歌は、確かに神に捧げられるべき代物だった。
最後の一音が終わるまで、誰しもが息を潜めた。
咳払い一つ聞こえない。
彼らは皆、その世界に魅了されていた。
最後の一音、途切れることなく伸ばされた声が徐々に静かになっていき、そして。
無音。
後に、その場に一斉に流れ込んだかのような拍手の音。
シルフィはほっと息をつきかけ、背筋を伸ばした。
ここを降りるまでは巫女でいなければならない。
拍手の音が消え、規則正しい鈴の音のみが響く。
それに両側を護られるようにして白い小鳥は舞台から降りていった。
___かくして、儀式は正しく終えられた。
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儀式が終わり、島の上もとっぷりと日が暮れた。
祭りの最後と言うのは、どうにも物悲しい。
普段と同じ、けれど違う景色の中で遊び、やがてそれが終われば日常に戻っていく。
もう少し非日常の中で遊んでいたいと願うのは、幼子も大人も同じことだった。
……そして、幸いなことに、海の竜もその気持ちは同じだった。
夜空や深海の闇の中に、光を咲かせようと思いついたのは誰だっただろうか。
名も知られない誰かの発明が、今日この日も輝こうとしていた。
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あの後、ヤナギとウズメの主従と離れて、トルエノはレイヴンの後ろを歩いていた。
先ほど知り合いの竜族がレイヴンに何やら話していたのを見かけたが、それについて聞くこともせずただ後ろについている。
特に話す話題もないので無言の時間が続いていた。
彼は変わらず着物を着ていたが、珍しいことに鉄兜を外している。
やはり暑かったのだろうかだなんて思いつつ、トルエノは沈黙を破ろうと口を開いた。
「……レイヴン様?」
「ん?」
「えっと、その……そう、その着物良くお似合いです!さすがレイヴン様ですね、どんなお召し物でも着こなせるなんて!」
「ふふ、ありがとう」
いつものように頭を撫でようとした手がぴたりと止まり、トルエノの頬を撫でる。
何故、と問おうとして気がついた。
彼女の髪型は今、普段よりも崩れやすい。
トルエノの視線が静かに自らの着物に落ちる。
「……あの、レイヴン様」
意を決して顔を上げた。
レイヴンと目が合う。
どうしたの、と優しく問われているような気がした。
「その、似合って……いるでしょうか?」
「……ああ、とても。」
返答はそれだけだった。
けれど、トルエノは心底嬉しそうに笑う。
それだけで十分なのだ。
その時、何かの音がして、はじける音と共に色鮮やかな光が空に……とはいえ、海底だが……咲き乱れた。
「これは……」
「花火だそうだ」
花火。
花火とは、あの花火だろうか、とトルエノは脳裏に疑問符を浮かべる。
ここは海底なのにと言おうとして、しかし竜族なら何をやってもおかしくないかと口を開かずに一人納得をした。
そしてもう一つの疑問に気が付いてトルエノはレイヴンを見上げる。
彼は花火を見上げていたが、視線に気がついてかトルエノに向き直った。
「いつもの鉄兜をされていなかったのって」
「ああ……あらかじめ聞いていたんでね」
それを聞いた途端、トルエノはばっと顔を俯かせる。
レイヴンが突然のそれに動揺している様子が伝わってくるが、トルエノはそれどころではない。
___最初から花火が始まることを知っている彼が、自分がついてくるのを止めることもせずに許したという事実。
それは恋する乙女にとって思考を暴走させる燃料以外の何にもならない。
顔が熱を持っていることをはっきりと感じる。
あああ……とついに顔を覆って呻き出した彼女にレイヴンはただただ困惑することしかできなかった。
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花火が夜空を照らしている。
上部の方でも花火をやっていて、イグニスとコメットは二人きりでそれを見ていた。
近くに下部へ通じる道があり、二人はそこのベンチに座っている。
お互い手にはラムネを持っていた。
「あっ、イグニスあれ見ろ、すごいだろ。海の中でも花火やってるんだぞ」
「……水中で……花火……??」
コメットが例年通りだーなんていいながら指差す先の、下部へと続く鳥居の奥。
水面が確かに色鮮やかな光を薄ぼんやりと拾っていた。
魔術でつなげられた門のようなものなので、実際はもっと奥の方で花火があげられているのだが。
水中で花火とは、此れ如何にとイグニスが不思議そうな顔をする。
コメットはそれも気にせず、「たまやー」だとか謎の言葉を口にしながら花火を見上げていた。
その横顔を見る。
色とりどりの光がその白い肌の上に落ちて陰を作り、消えていく。
表情は笑顔で変わりはないものの、その光がどれも彼女の表情を違うものへと変えていた。
ふとコメットがイグニスの方を見る。
「……なんでこっち見てんだよ、花火見ろよ」
「いや……綺麗だなって」
「はっ、はあ?!ばかかよ、俺は……私は、綺麗じゃないし……」
むう、と唇を尖らせ、上手く言えずに言葉がつぼむ。
それに目を細め、イグニスは手を伸ばした。
柔らかな色の茶髪に触れ、撫で下ろす。
いつものように仔犬にするような撫で方ではなく、気まぐれで注文の多い猫を撫でるような、慎重で優しい撫で方だ。
いつもと違う触れ方であるが故に、コメットはまた硬直した。
その頬が赤いのは、きっと花火のせいではない。
「……イグニスの馬鹿」
「馬鹿で結構だ。」
所謂普通の恋人同士がするような会話はこの二人にない。
どちらかというと気心の知れた友人同士のそれに近いかもしれない。
けれども、甘さを含んだ雰囲気が二人の間にはあった。
コメットが顔を上げ、イグニスを見る。
それに気がついてイグニスはまたコメットを見下ろした。
「イグニス、」
花火の弾ける音に続きは掻き消される。
けれど、その唇の動きまでもは掻き消されなかった。
彼女が何を言おうとしたのか、イグニスは正しく読み取れた。
だが、敢えて彼は問いかける。
「今、なんていったんだ」
「っ、うるせー、二度と言ってやんない」
ぷいっとコメットが拗ねるようにそっぽを向いた。
その背中から小さく「何であのタイミングで」だとか「察しとけよいぐごりら」だとか呟く声が聞こえてくる。
イグニスはそれに笑いながら「誰がゴリラだ」と言って手元のラムネの瓶を傾けた。
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花火の音と光が辺りに満ちている。
それを蜥蜴は静かに見ていた。
周りに人はいない。
皆、極力見やすい場所へと集まっていた上に、暗い中彼のような一見して化け物にしか見えない魔族に近寄ろうなどとは思えなかったのだ。
寂しそうな姿に何を思ったか、野良猫やら野良犬やらが集まってくる。
その中に、先ほど儀式で立派に勤めを果たした小さな白い鳥がいて、蜥蜴は首を動かした。
「あ……えっと、林檎飴食べました、美味しかったです」
「……そうか。……」
蜥蜴はまた花火の方へと首を動かした。
その隣に、野良猫を抱えたシルフィが座り込む。
しばらく一緒に花火を眺めていたが、やがて蜥蜴はぽつりと喋り始めた。
「人間のままで……人間で生きて、人間で死にたかったなあ」
その言葉を聞いても、シルフィにはよくわからない。
彼女は曲がりなりにも魔術と親しい翼人であり、更に元人間の魔族がいるということは頭の片隅に知識としてはある。
だが、目の前の彼が何を思って竜の鱗を飲み込み人をやめたのか。
そしてその結果この姿になったことを後悔している事実。
それら全てを知らない彼女は、それら全てを悟ることができるほど大人ではない。
それは恐らく、誰かが聞いていなくても、誰かが拾ってくれなくても問題のない独り言だった。
木の実のように落ちて腐ってそのまま消えていく、ただの呟きに過ぎなかった。
「……蜥蜴さんは人間ですよ。だって、心があるんですから、人間です。」
シルフィは何も知らないからそういった。
素直でないけれど、意地悪だし、たまに怖いけれど、それでも彼を小鳥は確かに群の一員として、家族の一員として認識していた。
その彼が人間でありたかったというのなら、彼女は彼が人間であるといってあげようと、ただそう思ってそう伝える。
蜥蜴は少し黙り込んだ。
「……そうだな」
ただそうとだけ。
そうとだけ言葉を返した彼は、それ以上何も言わずに近くの野良犬を撫でていた。
_______________________
海祭り
【完】
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