刀霊紹介

刀霊頭とうれいがしら

刀霊名:ほむら

刀の形状:漆黒の刀身をした太刀。

刀霊の容姿:大きな真っ黒い狼。目は真紅。

経歴や能力:鴒黎れいりに出会うまでの過去は不明。半死状態だった鴒黎を救った。それから刀霊頭として、鴒黎の刀霊達を束ねる存在。

鴒黎の事を「主人あるじ」と呼ぶ。

霊魔との戦闘では鴒黎に憑依して戦うが、反動で使用後は動けなくなる上に痛みが倍以上で返ってくる諸刃の剣。

*再契約後は使う力の量が調整できる為、この限りではない。

憑依中は鴒黎の右目が紅く、髪が徐々に白くなっていく。また、痛覚の遮断ができ、身体能力が飛躍的に上がる。

髪が全て白くなった時は、霊魔人問わず殺戮の限りを尽くすようになる。こうなると誰にも止められず、意識も乗っ取られて無くなる。

霊魔を残虐に殺すのが特徴で、かなりの戦闘狂。


②守備刀霊

刀霊名:りょく

刀の形状:鴒黎のもとへ来る前は通常の太刀だったが、砕けていたので打ち直して小刀へ。

刀霊の容姿:黒い猫又。目は緑色をしている。

経歴や能力:焔の後に同じ刀に憑いた刀霊。元々は花守の誰かの刀霊だったようだが、花守が死んだことにより瘴気の中に放置されていたのを鴒黎が発見し保護。憑いていた刀はばらばらに砕け散っていたため、打ち直した。

鴒黎のことは「お前様」や「れい」と呼ぶ。

対霊魔では、絶対の防御を発揮。目には見えない結界が出現する。それにより、どんな霊魔の攻撃も防ぐ。焔と違い、鴒黎には憑依しない。



③治癒刀霊

刀霊名:そう

刀の形状:脇差

刀霊の容姿:長い黒髪の着物姿の女。歳の頃は十八くらい。目は蒼く、身長は百五十五cmくらい。

経歴や能力:りょくと同じく、瘴気の中に取り残されていた刀霊。

憑いていた脇差は無事だったので、そのまま鴒黎の腰にある。

主に回復専門のため戦闘には参加しないが、霊魔から受けた傷や吸った瘴気を治療・緩和する。

脇差を持っているだけで徐々に瘴気から回復していく力がある。

鴒黎のことは呼び捨てか「恩人」と呼ぶ事もある。

焔のストッパー役でもある。



④守護刀霊

刀霊名:せき

刀の形状:小刀(ナイフサイズ)

刀霊の容姿:蜥蜴とかげ。色は赤黒い。大きさは手のひらサイズ。

経歴や能力:鴒黎の両親の部屋を片付けている時に発見。発火能力持ち。火を操る事が可能で火自体は決して大きくはないが、燃え移った後の威力は地獄の業火のようにも大きくなれば、蝋燭の火のように弱くも出来る。喋る事はできないが、意思疎通は可能。契約したかどうかも不明だが、鴒黎のそばを離れないので、そのまま連れ歩く。名前や能力は鞘に彫ってあった『山蜥蜴』から。

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