タイトルに惹かれたわたしの感性は正しかったと読み終わって感じました。
わたしが結婚相手とのはじめての逢瀬で観に行ったのがフォレスト・ガンプでした。人生を共に誠実に生きたいという意思を互いに表明しあったのだと今でも思い返します。
そしてわたしがスタローンに感じるのは激しさではなく哀愁です。
映画のような、というのは映像よりもむしろ演者たちの心情を思い起こさせるこういう小説ではないかと感じました。
美しい小説をありがとうございます。