第10話 各惑星の特徴 ~土星は悪い奴じゃありません~
FGO4周年ということで、石大量配布ですね。私は福袋で土方さんを出した直後に陳宮システムが実装されて笑い転げました。「他人の命でやるステラに負けない鬼の副長」の破壊力が高すぎる。土方さん人の言うこと聞かなそうだもんな。
さて、今回で惑星紹介は最後です(次のラーフ・ケートゥは正確に言うと星じゃないので)。土星ですよ。惑星の中の不憫枠ですよ。
Google先生で検索すると「土星 輪」の次に「土星 怖い」って出ますからね。まあ見た目が怖いだけかもしれませんが、西洋占星術的な意味も入ってると思います。
一言で言うと土星は「試練」の星。コンプレックス、スムーズにできないこと、束縛、忍耐……など、人生における障害の意味を多く持ちます。前の金星との落差が激しすぎますね(笑)
ただし努力すれば土星の試練は乗り越えることが可能であり、成果と同時に粘り強さも手に入れることができます。また、「束縛」は言い換えれば「ルールが守られている」という状態も示すため、社会への適応と読むこともできます。
……まあ、でもみんなしんどい目には遭いたくないよねってことで、あんまり人気はないです(体感)
インドでも状況は似たようなもので、土星は最も凶の意が強い星となります。西洋と違うのは、「奴隷・労働・召使い、または広く大衆」の意味を持つこと。
ここから転じて「忍耐・病気・苦労・貧困」という解釈もされます。昔から一般労働者の扱いってこういうもんなんだよねという諦め混じりのインド風。
また、人間に例えると老人になります。
なので、本とかサイトによっては「土星の状態がいいと召使い的な才能だけある」と書かれてたりします。使われる時には優秀だけど、トップに立ったらダメな人。そういうちょい悲しいおじいさんのイメージ。
ただ、最近この流れは変わりつつあります。なんぼなんでも土星だけ悪く書かれすぎだろうと(西洋だと外惑星があって凶を分担してくれてるんですが、インドにはないので土星が一人で罪をかぶってる感じがある)
ごらんの通り、権力的な意味が全然ない星なので、「民主主義・改革者」として解釈されます。現在の選挙制度を作り上げたのは、土星が強い人々かもしれません。
そしてインド占星術の権威ラオ先生も、「吉相の土星が無ければ、本当の意味で欲望から離れることはできない」と書かれています。欲に振り回され、自滅しないためには土星が必須ということですね。(土星と月が両方弱いと、変な神にひっかかるともあります。今だと何十万もするセミナー開催してる似非スピとか注意)
あとは仕事運に関しても重要な星です。そもそも「労働」をしょってる星なので、関係しない職業が非常に少ない。現代人のほとんどがお世話になると言っても過言ではないので、あんまりいじめずに「力を貸してね」と思っておきましょう。
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