性的電波ロボット
何が食べたい?出前を取ろう。
本当に貴方はよく食べますねぇ。
最近、お腹が空かなくなってね。
そんな心配しなくても平気ですよ。
そんな簡単に死にはしない。
そうだ。君に聞きたいことがあるんですよ。
真実とは何かと聞かれたら
君は何と答える?
なるほど。ありきたりな答えだねぇ。
私は君の回答に○も✕もあげられない。
なぜなら私自身、真実が分からないからねぇ。
そこの君!
私は男かい??
なるほど。
私は男だと君は言うのか。
その答えは半分真実だねぇ。
つまり、真実とは
不確かなもので
人の性や感情ほど
揺れ動き虚なものはない。
私は生物学的には男であり
私には男性の生殖器が付いている。
つまりSEXでは男になる。
ではgenderではどうだ。
私は1度もトランスジェンダーなどと
君には言ったことがない。
ということは精神的な性別は君には
分からないというのが正解だ。
え、精神的な性別はどっちか教えろ?
精神的な性別は決める必要性がない
というのが私の意見なんですよ。
だって、そうじゃないですか。
恋愛対象は
男は女
女は男って大半は思っておられるじゃありませんか。
『未だに』
では、決めなければ女性を好きになろうと
男性を好きになろうと良い訳です。
仮に私の精神的な性別を言えと言われても
胸を張って言える自信がありませんしね。
それくらい、不確かなのです。
それに、私はロボットを開発している身です。
私はロボットにまで性のあり方を強要しようとは
思いませんよ。
え、ロボットとヒトを一緒にするな?
本当に君は鈍感な人だ。
気付かぬうちにロボット(AI)は
世界を侵食してますよ。
ロボット学者の私は思うのですよ。
自己学習能力があるロボットは
学ぶことを放棄したヒトよりは
マシなんじゃないかってね。
だってそうでしょ?
素晴らしい脳を持っているのに
考えようとしないヒトなんて
宝の持ち腐れにも
程がありますよ。
すみません、言いすぎました。
気にしないで下さい。
私が言いたいのは
努力してください。
今以上に。
ロボット、いや
近未来の波は思っているより速いですよ。
私ですらロボットの進化のスピード、能力に
驚いているのだから。
ロボット達は今後の未来を明るく照らしてますよ。
何故なら食を摂らなくても良いのだから。
私も早く人間を作らねば。。。
相手はいるのか、だって?
後ろにいるじゃないですか
あのロボットですよ。
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