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2020年6月3日 22:47
ああ、SF魔法ファンタジーだぁ……ファンタジーにも容赦なくサイエンスを詰め込むのが趣味である私としては、魔法と科学的要素の混ぜ合わせは大好物です。魔法という不思議が現実を侵食している感じが好み。そうした超常決戦の決着が、超常ではなく剣術というのも良いですね。しかし前回も読んでいて思いましたが、使えるかも知れない魔法がえげつない。絵に落書きする能力とは、分かりやすい例えかつ実に絶望的です。もしもこの力をたくさん集めたら、塗り潰した絵が元に戻らないように、世界そのものを思うがまま書き換える事も出来るのだろうか(妄想)さて、ついに決着か。肉体側のライスフェルトさんも私は好きでした。生まれてきたら、やっぱり生きていたいよね。ましてや人の営みによって生み出されたのに、人の常識とか理性で抑え込まれたら寂しかったんじゃないかなとも思ったり。こういうのに感情移入しちゃうタイプなんですよ……悲しい決着になりそうですが、次回を楽しみにしております。
作者からの返信
コメントありがとうございます。もともとSFファンタジーが書きたかったので、サーガ世界の魔法もファンタジックというよりは超能力のイメージで設定していました。SFと超能力は古典の時代から相性がいいですよね。なので、使えるかもしれない、と仰っていただけたのは嬉しい限りです。と言いますか、彼岸花様の妄想が的を射ていてびっくり。サーガ世界の遥か未来。科学の時代の到来は、人類の無意識の総意(魔法)によって幻想世界が否定され、人間原理によって人類のための惑星に作り替わったから、という経緯があります。万人が幸福になるためには、結果的に幻想なんていない方が都合が良かったという結末。が、そこに最後の「敵」が現れて――というのが、この学生時代に考案したこの世界観の終焉となっています。この物語を書くことはないでしょうが、実に見事なご慧眼。それともいつの間にか思考盗聴されていたのか……!?それにしても、意外に受け入れられていたライスフェルト(肉体)。羊として育てられた狼の本能ような彼ですが、彼は彼なりに自分の在り方を貫いているだけなんですよね。例によってどうなるか、まだはっきり決まっていないんですが!
ああ、SF魔法ファンタジーだぁ……
ファンタジーにも容赦なくサイエンスを詰め込むのが趣味である私としては、魔法と科学的要素の混ぜ合わせは大好物です。魔法という不思議が現実を侵食している感じが好み。そうした超常決戦の決着が、超常ではなく剣術というのも良いですね。
しかし前回も読んでいて思いましたが、使えるかも知れない魔法がえげつない。絵に落書きする能力とは、分かりやすい例えかつ実に絶望的です。もしもこの力をたくさん集めたら、塗り潰した絵が元に戻らないように、世界そのものを思うがまま書き換える事も出来るのだろうか(妄想)
さて、ついに決着か。
肉体側のライスフェルトさんも私は好きでした。生まれてきたら、やっぱり生きていたいよね。ましてや人の営みによって生み出されたのに、人の常識とか理性で抑え込まれたら寂しかったんじゃないかなとも思ったり。こういうのに感情移入しちゃうタイプなんですよ……
悲しい決着になりそうですが、次回を楽しみにしております。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
もともとSFファンタジーが書きたかったので、サーガ世界の魔法もファンタジックというよりは超能力のイメージで設定していました。SFと超能力は古典の時代から相性がいいですよね。なので、使えるかもしれない、と仰っていただけたのは嬉しい限りです。
と言いますか、彼岸花様の妄想が的を射ていてびっくり。
サーガ世界の遥か未来。科学の時代の到来は、人類の無意識の総意(魔法)によって幻想世界が否定され、人間原理によって人類のための惑星に作り替わったから、という経緯があります。
万人が幸福になるためには、結果的に幻想なんていない方が都合が良かったという結末。が、そこに最後の「敵」が現れて――というのが、この学生時代に考案したこの世界観の終焉となっています。
この物語を書くことはないでしょうが、実に見事なご慧眼。それともいつの間にか思考盗聴されていたのか……!?
それにしても、意外に受け入れられていたライスフェルト(肉体)。
羊として育てられた狼の本能ような彼ですが、彼は彼なりに自分の在り方を貫いているだけなんですよね。例によってどうなるか、まだはっきり決まっていないんですが!