嬉しくなるほど涙の出ない休日に乾杯ーー②

なんというか、さーーうん

「よぉ、もはなん来てたの」

「当たり前だろ、それはともかくお久しぶり二人とも元気だった」


「元気に決まってるっすよ、俺っちがそうじゃないことあったすかねぇ」

もはなん、とかいう兄桟と

俺っちとかいう文車


なんというか、変わってない「、、、こちらの方は」

「初めまして、桟でーす」「文車、浦衛門でーす」


「そう、よろしく」


微妙な空気が流れる「あ、あの、あのひとはいつもこんなんで、別に大した理由があるわけでもなくて」「いや、それはわかったすけど、もはなっちのいちばんにがてなたいぷじゃないっすか」


うん、まぁそのへんは、数日で嫌っていうほどわかったよ

精神を削られる感覚



とりあえず、4人で中に入る――4つの道があるが、全員で一つずつめぐることになる

こっこつ、「なぁ、もはなんの手の内はもう見せたわけ」

「まあね」

「んじゃ、まずは俺たちのコンビ―ねしょんすかね、もはなん最初のトラップわっかってるすよね?前回は途中までだったすけど今の俺たちなら」

そういうことで

―――落とし穴、である「水陣石」水の力で強制的に足場を確保する

「そんで」--桟が、4人を抱え跳ぶ

ーー次はやりの道

とんだ先にやりが出る「おれっちのちから」「いやわたしがーー」

魔法少女が、エネルギー弾でぶっ壊す

「「「こわっ」」」

とりあえず、すべるーー、そして乱反射する


氷の迷宮であるーー「正しい道は、どこから、もはなん」

「はいはい、わかってますよーー」

式神掌握――藻花、金魚を転送ーーそして送られてきた映像を

一体の金魚の目から見る

「こっちだ、つぎにこっち、そしてこっち」

だが、滑る上に寒くて足が動かない

「つ、つめたいすっもはなっち」「もはなん」

「先に行ってるわよ」

魔法少女――飛んでいく「「「ああ」」」



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