第3話一閃

「あなたが、私の警護をしてくれるの」

「ええ」--ただし、無償で


「そう、」くるりと踵を返す

「あ、、そうだー力を見せてどんな力があるの」


「えーーーと

呪術の知恵、真言マントラ、祝詞

式神掌握ーー自分の生命

①--両面宿儺=浄化

②-九千坊(河童)=水害除け、水を使う

③--藻花=情報伝達、映像投視

、、、かな、まぁ、呪術師って別に戦闘系ではないし」

<装備>「水陣石ーー水を吹き出す、

着物=小袖の手、第3、第4の腕が出る、、、ぐらい」

ちなみにいっとくと、藻花は金魚、九千坊は河童だから水系統によつてる編成だ


「ふぅん、私は、、、魔法少女だから

障壁、とかなんとかいろいろある」

え、お互いの力をまずは確認しようって


「えい」砲撃=どおおおおん――地面に穴が開く

(うわぁ、怖いわ~)

「えい」=斬撃ーー飛んでいくー河原が粉みじんになる

顔を青ざめる、主人公

まず、空を飛んでーー下に砲撃をうち、下に転移して障壁を展開して無効化する

口がパクパクする主人公


かわいい魔法少女服が鬼に見える


たいして、今度はこちらの番か


いいだろう、真言マントラと祝詞以外のすべての手を見せよう

「水陣石」--たった一個の石から、滝レベルの水が出る

小袖の手ーー服から、かわいい幼児の腕が2本、にょきとのびる、ふくよかな手である

九千坊ーー頭の上に皿、体緑色になり小さく、そして丸くなる

水を両手から出す、霧を出すーー圧縮した水をいっちょくせんにはなつ


藻花ーー女体化、ついでに着物、周りには金魚

金魚が目から映像を出したり、飛んでさっき水陣石がつくった、水たまりから出てくる

「そう」冷静である――別に比較するつもりもないが

戦闘系の相手と、別にそうでもない系の違いというか


銃や刀の代わりにステッキをふるう魔法少女と、災害除け、繁盛をつかさどる呪術とを比べてみたら、そりゃ、魔法少女のほうが物理的に強いのは当たり前である


ーーもう、守る必要ないんじゃない、と思いつつ後を追う

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