　なんとなく、なんとなくわかる。

　これは夢だということに。

　私は同じくらいの年の女の子…しかもどこかで見たことがある子と一緒に不思議な空間にいる。

　ほかにも少し機嫌な悪そうな同世代の男の子と。

　その男の子に突っかかられている男の人だろうか？女の人だろうかわからないがとにかく中性的できれいな人がその夢の中心となっていた。

　そのきれいな人は機嫌の悪そうな男の子のことをどこか愛おし気に見ているが、すぐにそんな素振りはしていないですよという態度をとる。

　このきれいな人と男の子はもとから知り合いなのだろうか。

　だけどこれは夢の中の内容。

　実際にこの人たちに会ったことのない私が詳しいことを知る余地がない。

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