第13話 四次元ポケット。
S:「はい。日本の国民的アニメで知られる有名なアイテム4次元ポケット。
について、語っていきます。」
A:「おお。ボクもあのアニメ大好きです!たのしみ~。」
S:「はい。それでは、まず『4次元』について。ナレさん説明お願いします。」
N:一般的に4次元とは、3次元+時間の空間を4次元と呼んでいます。
S:「そうですね。ただ、3次元にも時間は存在しますから、本物の4次元は何なのか?定かでは無いのですが、今回は、一般的な4次元についての話になります。」
N:補足として、次元は目には見えないが確かに存在しています。3次元と4次元の
間には形容しがたい空間どうしの隔たりがあります。
A:「わかりましたー。」
S:「アニメの猫型ロボットの道具は、時々壊れていますよね?アレはどうしてかというと、ぶっちゃけ4次元ポケットの中に入れているからです。」
A:「え?単純に機械的な故障じゃないですか?」
S:「はい。それも当然ありますが、3次元⇒4次元。4次元⇒3次元の様に物体をその次元で使用しする場合、双方の次元に変換する必要があります。」
A:「え?それは考えた事が無かったです。」
S:「ニヤリ。次元の狭間への侵入は鋼鉄の壁に、氷のカギを直接ぶっ刺すほど無茶苦茶な行為で、とても困難である。というか、物質的観念では不可能です。」
A:「え?それじゃ、アニメは嘘だったのですか?すごいショックです・・・。」
S:「いえいえ、ちゃんとアニメでもタイムマシーンに乗り込むまでの行程を使って次元変換装置を描いていますよ。」
A:「え?アレ?どこだろう?全然、分からないです・・・。」
S:「はい。キュン。タイムマシーンに乗り込むとき、せまい机の引き出しに吸い込まれながら侵入し、4次元空間に黒いトンネルが出現して、そこから主人公達がタイムマシーンに落下しながら搭乗します。」
A:「あ!あの描写が次元変換装置なのですね!」
S:「うむ。次元変換装置は実際には存在しないので、造語になります。戻るときはその逆になります。」
A:「おお。あのアニメのシーンにそんな深い意味が隠されていたのですね!
さっちゃん凄いです!」
S:「はい。それでは話は戻りますが『どうして道具が壊れるのか?』と、いうと、次元変換という行為がとても繊細で、且つ、完璧に復元は出来ないからです。」
A:「『!』・・・。それってつまり!」
S:「はい。主人公達もアニメでは描写されていませんが、髪の毛が抜けるか、もしくは肉体の一部が破損して変換されています。」
A:「ぎあーー!聞きたくない聞きたくない!」
S:「まぁそれでも、4次元の中で生存できるバリアーがあれば、アニメのタイムマシーンも、簡単にできますね♡」
二人が立ち去った後・・・。
N:日本のアニメは知的で素晴らしい。しかし、人間の思考が具現する世界においてはもろ刃の剣なのかも知れない・・・。
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