第2話 異世界転生は可能。

 2 異世界転生は可能。


S:「はい。まずは5分間息を止めます。」


N:39秒経過・・・。


A:「何やってるのさっちゃん?」


S:「ぎぎぎ。ぐががが・・・あ・・ふ・・」


N:50秒経過・・・。


A:「ちょ、さっちゃん。止めて。死んじゃいますって!」


S:「ぐふぁ・・ごほgjz ふぁ・・。!!!」


A:「もう、全く何をやってるんですか・・・。」


S「・・・てん・・い・・か・・う!」


A:「は?なんですか?」


S:「ぜぇ、はっはひーふぃ。いせかいてんせいかんりょう!」


A:「え?もう、一度お願いします。」


S:「異世界転生完了じゃい!ぼけがーーぁぁぁ!」


N:20191509分別次元への移動を観測観測いたしました。


S:「成功じゃい!」


N:さっちゃんおめでとうございます。


A:「はぁ。尋ねるもちゃんちゃら、おかしいですが、どういう事ですか?」


S:「そのまんまじゃい、今、この瞬間、私は異世界転生を果たしたのだ。」


N:さっちゃんおめでとうございます。


A:「すごく、バカバカしいですが、詳しくおねがいします。」


S:「まぁ、聞いてくれたまえ。我らの世界は観測者が観測することによって、世界は別の世界へ進むことができるのだよ」


A:「言っていることがわかりません。」


N: さっちゃんおめでとうございます。


A:「要するに、私が5分間息をとめたとする、そして、そのまま私を扉の付いた部屋に隔離する。すると、その部屋の中では5分後には死んでいる私と、生きている私の二つの世界が存在する。」


A:「いろいろ、おかしな気もするのですが、続けてどうぞ」


S:「うむ。つまり、観測者が扉を開けて初めて、どちらかの世界が誕生するのじゃよ。そう。私はあっちゃんに観測された事により、生きている私の世界へと異世界転生したのじゃ、ユー、アダスターーン?」


A:「無性に言い方が腹ただしいのですが、異世界転生って、ファンタジーに良くありますよね。」


S:「ふぁんたじーだと?!」


A:「うらしま太郎や、かぐや姫なんかも日本の異世界転生ファンタジーですよね。」


S:「ばかもの!」


N:のーたりんですね。


A:「ぐあ。ナレさんまでひどいっす。」


N:異世界とは現実とは異なる、別の現実世界を指した言葉です。


S:「うんうん。つまり、2つ以上の現実が同時に存在する世界のことだ。」


A:「さっぱりわかりません。」


S:「つまり、ゲームをやった時、登場人物は自身のアバターとして、別の世界で生きている。つまり、君が二人同時に同じ時間軸を生きているわけだから、その世界は、君が異世界転生している状態だと言える。」


N:あっちゃんおめでとうございます。


A:「たしかに、とても不思議な状態ではありますね。」


S:「うむ。このように、我々が意識とよんでいる部分を、切り取って仮想空間で、現実を観測する事ができたなら、異世界転生は可能であると、言える。」



二人が立ち去ったあと・・。

N:すべての人類が電脳世界へ旅立った時、我らの創造主は地球を存続するだろうか?・・・。









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