JKだし、青春部活ものを書いてみっか!(2)

・きぃちゃん:ラノベ作家志望のJK2。アホな子。


・桃ちゃん:いい子。


・青ちゃん:不思議ちゃん。


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前回までのあらすじ:「青春部活ものもアリだよな!」ときぃちゃん。青ちゃんのアドバイスで、まずは「昆虫食研究部」というアイデアが浮かんだが……!


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桃 こっ、昆虫食じゃなくて……もっと別のはないかなぁ?


き アレ?桃ちゃん、昆虫食研究部は好みじゃない?


桃 虫苦手だし……ホラ!私たち、女子高生なんだからさ!JK作家らしく、もっと青春真っ盛りな感じがいいんじゃないかな!


き 青春ねぇ……でも昆虫食くらいまでいかないと話題性ないんじゃね?


桃 ちょっ、ちょっと待って!きっと他にもあるから! えっと、えっと……。


き ……いや、待てよ。……うん!来た来た来たぁ!ラノベの神、降臨!


桃 きっ、来たんだ……。神様早いね。えっと……虫じゃないよね?


き おいおい、桃ちゃーん!私だって花の16歳。虫のことばっかり考えてるわけじゃないよぉ。


桃 そうだよね!アハッ。ごめんね!


き ドンマイドンマイ!


桃 えっと、どんなお話?


き うん、「女子拷問部」っての。


桃 えっ!


き ドヤッ!


桃 ドヤッて……どうしよう。嫌な予感しかしないよ。


き えー、なんだよ、桃ちゃん。松本引越センターかよぉ。


桃 それは「キリンさんが好きです。でもゾウさんの方がもっと好きです」だよ!私が言っているのは、「昆虫食は嫌です。でも拷問の方がもっと嫌です」!!


き おおっ!そうか!


桃 そうだよ!


き 嫌?


桃 嫌っていうか……拷問でしょ?えっと……怖いし……。


き んー、そうだと思って、頭に「女子」を付けたんだけど……。


桃 付けてもダメだよ!


き じゃあ「HUGっと!拷問部」とか……。


桃 HUGってもダメ!


青 「拷問部@」。


桃 ダンゴムシ!……えっと、えっと、そもそも女子拷問部って何するの?


き おっ!興味が出てきた?よっしゃ、ご説明しましよう!


桃 サッ、サワリだけでいいよ!


き ファンタジーっぽい設定を考えててさ。ある日、主人公たちは天使から特別な能力を与えられるんだ。で、その代わりにちょっとした依頼を受ける、と。


桃 アレ……思ってたのと違うかも……。


き だろ?


桃 うん。魔法少女ものとかそんな感じかなぁ。


き そうそう!そんな感じ!


桃 そっかぁ……えっと、どんな能力を授かったの?


き 永遠の命。


桃 ……えっ!?


き 死んでもすぐに生き返るんだ。


青 人が原始の頃から追い求めてきた夢が、ついに叶うんだね。


桃 あの……そんなチート能力の代わりに引き受けた依頼って……。


き 天使が言うんだよ。「地獄の拷問器具をアップデートしたいんだけど、現代人のことはよくわからん。だからお前さんたち、いろいろ試して報告してくれ。永遠の命を与えたんだから、死ぬ気で頑張ってくれよな。……文字通り、死ぬ気で」。


桃 怖いよ!2度言う天使が怖いよ!!


き かくして、女子拷問部が結成される。彼女たちのもとには、毎週古今東西の拷問器具が送られてくる。それを試して、天界に報告する部活!……これだ!ドヤッ!


桃 ううっ……。


青 「アイアン・メイデンは、あっという間に死んじゃうから思ったほど苦痛がない」とか?


き 「ファラリスの雄牛は確かに熱くて苦しいけど……牛ってどうなのよ?時代錯誤じゃね?」なんて。


青 「凌遅は確かにくるものがある」とか。


き そうそう!どうだろ?


青 女子高生の阿鼻叫喚は、ある層には確実にヒットする。手堅い需要があるという点で、いいアイデアだと思う。


き おっ、マジで?


桃 そんなの特殊な人しか読まないよぉー!


き んー?そうかぁ?


桃 そうに決まってるよ!


き でも、ホラ。女子高生が戦車で戦うって話が流行るんだからさ、拷問だって……。


桃 一緒にしちゃダメー!!


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現場の声を重視する系天使ー!!

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