第4章 召喚勇者達との争い 第1話 太陽神の剣と月女神の扇子
リュウキの愛用の剣、夜光剣と聖白剣の強化が完了した翌日、いつものメンバーで城内の中庭で過ごしていた。そこに、コハルネと共にスインが一緒にいた。
スイン・ナルンだったかな。水妖精ウィンディーネと音楽妖精プーカのハーフらしい。歌声がとても可愛い。最近、俺の世話係になったみたいだ。
「コハルネ。どうした?何かあったのか?」
リュウキが話かけると、コハルネが
「スインから、リュウホウ教国で召喚された勇者一行がこの国に入ったと知らせを受けました。」
ついに来たか。
「それで、今どこにいる。」
コハルネとスインが顔を見合わせ
「太陽神と月女神の、が使っていた剣と扇子を取りに遺跡に入ったと報告がありました。」
剣と扇子?太陽神の剣って確かこの王城にあるはずだが。
「ライト。太陽神の剣って俺の部屋にあったよな。」
ライトは、あぁっと返事を返し、残るは扇子か。
「扇子は私が持っていますよ?」
へっ?なんて言った。月女神の扇子を持っている?
「スイン。何故、君が扇子を持っているのかな?」
スインに尋ねると、
「殿下、私に鑑定魔法を使ってみてください。」
鑑定魔法?頷くと
『鑑定』
名前 スイン・ナルン
レベル 67
種族 水妖精 ウィンディーネ・ウィンティエルゼ
身分 月女神の巫女、ウィンティエルゼ王国元第1王女
出身 水妖精国 ウィンティエルゼ王国(亡国)
体力 5000
魔力 19000
攻撃力 6000
防御力 6000
スキル 水魔法、歌唱魔法、広範囲回復魔法、聖魔法、時空魔法、神聖魔法
加護 月女神の加護、生命神の加護、水神の加護、神獣の加護、音楽神の加護
武器 世界樹の杖、スイリュウエン、ルナコル(扇子)
なっ!巫女。それに王女!えー。
「スイン、君。王女で月女神の巫女だったなんて、しかも、神の加護が5つ」
王女か、ほんとに歌姫だった。
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